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本項ではゲームボーイアドバンス用ソフト『ポケットモンスター ルビー・サファイア』と、マイナーチェンジ版である『ポケットモンスター エメラルド』の両方を紹介します。(判定は共に「良作」) ポケットモンスター ルビー・サファイア 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 ストーリー面の問題点 初代・金銀からの変更点の問題 対戦・育成面の問題点 バグ・不具合 総評 余談 ポケットモンスター エメラルド 概要(エメラルド) 追加点・評価点(エメラルド) 問題点(エメラルド) 総評(エメラルド) 余談 関連ゲーム ポケットモンスター ルビー・サファイア 【ぽけっともんすたー るびー・さふぁいあ】 ジャンル RPG 裏を見る裏を見る 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 ゲームフリーク 発売日 2002年11月21日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1~4人 セーブデータ 1個(フラッシュメモリ) 周辺機器 通信ケーブル/GBAケーブル/カードeリーダー+対応 備考 時計機能にボタン電池を使用 判定 良作 ポイント グラフィックが格段に進化特性とダブルバトルの登場で対戦の戦略性が上昇前作との互換は無くなり以後のシリーズのベースに ポケットモンスターシリーズ 概要 ポケットモンスター本編シリーズの3作目。ハードはGBAに移った。 水と緑が豊かな大自然が広がるホウエン地方(*1)が舞台。 前作『金銀』は前々作『赤緑』と時系列上の繋がりがあったが、本作は前二作と同一の世界ではあるものの物語上の繋がりはほぼないためシリーズ初見でも問題なく遊べる。 ポケモン図鑑も新たに1番から数えなおされ、新旧入り混じった200匹(+2匹)のポケモンが登場する。 特徴 135匹の新ポケモンが追加され、総ポケモン数は386匹に。 この追加数は『BW』の156匹に次ぐ二番目の多さである。 前作では新ポケモンの出番が控えめに調整されていたが、本作では1番目のジムまでに登場するすべての野生ポケモンが本作初出のものになっており、新鮮な気持ちでプレイできる。 炎御三家「アチャモ」の最終進化系にして本作発売前にアニメにて先行登場した「バシャーモ」、人間の女性に似た容姿で話題になりライバルであるミツルのパートナーとしても登場する「サーナイト」、性能や入手方法が非常に特殊で話題になった「ヌケニン」、進化前の「ヒンバス」の時のみすぼらしさが嘘のような美しさを持つ「ミロカロス」、アニメなどで強烈なインパクトを残したソーナンスの進化前である「ソーナノ」等々、今回も個性豊かなポケモンがたくさん登場する。 一新されたトレーナー達 ジムリーダー、悪の組織、四天王、チャンピオンの全員が新規キャラで一新されているが、いずれも前作までに負けないほど非常に個性的である。 特にノーマルタイプジムリーダー「センリ」はシリーズ初登場となる主人公の「父親」であり、人間界に深みが増した。 とくせい 本作から導入され、以後のシリーズで標準仕様となったシステム。ポケモンの種類ごとに設定された固有の能力を「とくせい」と呼び、基本的に何かしらの付加価値となる効力を持つ。第三世代以降のポケモンは必ず何らかのとくせいを携えて登場する。 そして本作以降のポケモン本編において、最初の三匹(いわゆる「御三家」)のポケモンは毎作必ず、「しんりょく」「もうか」「げきりゅう」のとくせいを携えて登場することが通例となった。 戦闘中に有利に作用するもの、非戦闘時に効果があるもの、強すぎるステータスの代償としてのデメリット効果、などなどバリエーションも様々で、進化前と後でとくせいが変化する系統のポケモンも少なくない。以下が一部の例である。 しんりょく 残HPが1/3以下の時くさタイプわざ威力1.5倍 プレッシャー 相手のわざのPPの減りが1増える もうか 残HPが1/3以下の時ほのおタイプわざ威力1.5倍 せいでんき 接触攻撃を受けた時、1/3の確率で相手をまひにする げきりゅう 残HPが1/3以下の時みずタイプわざ威力1.5倍 なまけ 2ターンに1回しか行動できなくなる いかく 登場の度に相手のこうげきを一段階ダウンする にげあし すばやさにかかわらず100%「にげる」が成功する ふゆう じめんタイプのわざを無効にする ものひろい 戦闘後に10%の確率でアイテムを拾って持つ あくしゅう 先頭に配置時、エンカウント率が半分になる すいすい 天気が雨の時、すばやさが倍になる はっこう 先頭に配置時、エンカウント率が倍になる ようりょくそ 天気が晴れの時、すばやさが倍になる わざと違ってターンを消費せずに効果が発動するため、ポケモン毎の個性強化と戦略性の増進に大きく寄与している。 二種類のとくせいを持つポケモンも多く存在し、そういったポケモンは野生出現時やタマゴ受け取り時点でとくせいが決定される。しかし入手済のポケモンの特性切り替えは今作以降もしばらくできない(*2)。 せいかく こちらも本作で初登場し、以後のシリーズで標準となった基本システム。その名の通りポケモンの性格を示すパラメータで、全25種存在する。 ポケモンの個体差・個性を演出するだけのフレーバーテキストに留まらず、ポケモンの能力値の伸びに影響する。 20種の性格それぞれで、こうげき/ぼうぎょ/とくこう/とくぼう/すばやさのうち一箇所の値が1.1倍に増加し、代わりに別の値が0.9倍に減少される効果を持つ。(例えば「いじっぱり」な性格の場合攻撃が1.1倍、特攻が0.9倍)なお、残りの5種の性格はいずれも能力値補正は無い。どの性格も一長一短が存在し、使いやすさに差はあっても最強と言える性格は存在しない。このため、同種のポケモンでも物理攻撃主体か特殊攻撃主体か、耐久型か速攻型かといった、「対戦でのカスタマイズ性」を強調するシステムである。下記の「きそポイント」の仕様変更も相まって、ポケモンの育成にプレイヤーの意思が反映される土台が用意されたといえる。 後述のコンテストにおいても性格は重要である。性格によってポロックの味の好み(コンディションの上がりやすさ)が変動するため、各コンテストへの適性を左右する要素となる。 例えば「やんちゃ」な性格の場合、からい味を好み(かっこよさがあがりやすい)、にがい味を苦手(かしこさが上がりにくい)とするため、かっこよさコンテストへの適正に大きく優れる。 得意味\苦手味 辛(攻撃) 渋(特攻) 甘(素早) 苦(特防) 酸(防御) からい(攻撃) いじっぱり ゆうかん やんちゃ さみしがり しぶい(特攻) ひかえめ れいせい うっかりや おっとり あまい(素早さ) おくびょう ようき むじゃき せっかち にがい(特防) おだやか しんちょう なまいき おとなしい すっぱい(防御) ずぶとい わんぱく のんき のうてんき 新たなバトル形式「ダブルバトル」 1人のトレーナーが2匹ずつポケモンを出してバトルする。1vs1の「シングルバトル」とは異なり、場に4匹もポケモンがいることから戦術の幅は広く、高い戦略性を求められる。天候を変えるわざや壁を張るわざなどの影響力もシングルバトルより強い。 このダブルバトルのために新たに設定されたわざや特性も少なくない。 わざでは味方に使うとわざの威力が上がる「てだすけ」、特性では他のポケモンが使ったでんきタイプのわざを自分に集める「ひらいしん」など。 シングルバトルでは耐久型ポケモンの時間稼ぎぐらいにしか使われない「まもる」も、ダブルでは非常に重要なわざとなる。「苦手な相手の攻撃を1ターンしのいで味方に倒してもらう」「集中攻撃が来るのを読んで使い、相手のターンを無駄にさせる」「味方の全体攻撃に巻き込まれなくする」など、使い道は幅広い。 4人が2人ずつタッグを組んで1匹ずつポケモンを出す「マルチバトル」も存在する。仲間とのコンビネーションが重要。 ポケモンの魅力を競う「ポケモンコンテスト」の登場。 「かっこよさ」「うつくしさ」「かわいさ」「たくましさ」「かしこさ」の5部門があり、各部門で「ノーマル/スーパー/ハイパー/マスター」の4ランクを制覇することが目標となる。 1次審査ではコンディションを見られ、2次審査ではわざを使ってアピールを行う。 わざはバトル用の性能とコンテスト用の性能の2つを持つようになった。すべてのわざが5つの部門用に分かれている。指定された順番にわざを使っての「コンボ」で強力なアピールもできる。 コンディションを上げるには、きのみから作られるおかし「ポロック」を与える必要がある。ポロックはコンテスト会場にいるNPCとミニゲームで作れる。また、通信プレイも可能で、上手くいけばNPCと作るより高性能のポロックを作れる。 ゲームを進める上では必須ではないが、単なるミニゲームにはとどまらないつくりのやり込み要素になっている。バトルでは活躍しづらい進化前のポケモンなどを輝かせることも可能になった。最大4人での通信対戦も可能。 新たな通信要素「ひみつきち」の登場。 前作における「部屋の模様替え」と、NPC操作の通信相手と戦える「トレーナーハウス」を組み合わせて、より遊びの幅を広げた要素。フィールド各地にある「木」や「横穴」といった特定の設営ポイントで「ひみつのちから」というわざを使うことにより、自分の秘密基地を作れる。 秘密基地には様々な模様替えグッズを置いて内装をカスタマイズできる。設営ポイントの数も多く、内部の地形や形状もそれぞれ異なる。 通信プレイの「レコードをまぜる」を実行すると、通信相手の秘密基地を自分のデータに出現させられる。他プレイヤーの秘密基地捜索や基地内のインテリアを楽しむだけでなく、1日1回通信相手のポケモンとバトルができる。 相手のポケモンはレコードを混ぜた時に連れていた手持ちが反映される。レベルやステータス、覚えている技まで完全に再現されており、勝てば経験値や賞金も得られる。 1つのデータに他プレイヤーの秘密基地は20ヶ所まで記録できる。ただし、秘密基地の場所が重複したり、上限を超えた場合は上書きされてしまう(気に入った基地を保護することは可能)。 また、レコードを混ぜると、キンセツシティのポケモンセンターのオヤジ(*3)を相手のオヤジと入れ替えたり、ムロタウンの流行語やヒンバスの釣れるポイントを共有する役割も持つ。 ポケモンに与えられる「リボン」の登場。 やりこみ要素の一つ。殿堂入りやコンテスト優勝、後述するバトルタワー等で条件を満たすと付けられる。 コンテストの上位ランクの参加条件として、一つ下のランクをクリアしたリボンが必要だが、それ以外に特別な効果は無い。 一種の勲章のようなものでアイテムとは異なる。外したり付け替えたりすることはできない。次回作以降に送っても保持される。 前作の「ポケギア」にあたる「ポケナビ」 マップや、ポケモンのコンディションや着けているリボンを確認可能。 機能の1つ「トレーナーアイ」は、『クリスタル』版のように今まで対戦したトレーナーと再戦できるように。曜日と時間を見計らって電話をかける必要もなくなり、確認するだけで誰が再戦可能かわかるようになった。 前作で追加された「きのみ」のリニューアル。 従来は「まひなおしのみ」などの簡素な名前だったが、本作からは1種ごとに実在の果物などをモデルにした名前が付けられている。 前作は「どうぐ」ポケットに入っていたが、今作では専用のポケットが与えられてリュックを圧迫することがなくなった。 各地に自生しているものを採取し、「ふかふかのつち」に植えて栽培することで増やせるようになった。 きのみはリアルタイムの経過に伴って成長する。一定時間ごとに水を与えることでより多くの実りを得ることもできる。 種類も増加。状態異常回復から味の好みによって効果の変わるものまで。積極的に栽培すれば節約になる。 ポケモンのお菓子「ポロック」作りに関わる「味」や、デザイン・大きさ・重さ・かたさ・説明文など、世界観に彩りを加える設定が加えられた。 「ホウエン図鑑」という地方図鑑の登場。 冒頭でも述べたが、本作では図鑑ナンバーが一新されている。新旧あわせて200+2種類のポケモンが新たに「ホウエン図鑑」に登録されるポケモンとして本作に登場している。 今までのポケモンを全て含めた図鑑は「全国図鑑」と内部に用意されており、「ホウエン図鑑」としては別に用意されている。本作では『FRLG』と通信することで「全国図鑑」が解禁される。 この仕様は本作のリメイク作である『ORAS』まで引き継がれ、過去に登場した全てのポケモンを含む「全国図鑑」とは別に、その地方のポケモンのコンプリートが目標として設定されるようになった。地方外のポケモンを手に入れるには過去作及び関連作品との連動や、クリア後のイベント等が必要になっている。 対戦施設「バトルタワー」 『クリスタル』版にも存在していたモバイル通信専用のシステムをオフライン用にリニューアルしたもの。 クリア後のやりこみ要素の一つであり、大まかなルールは以下になる。 3対3のシングルバトル 使用可能なポケモンは禁止級伝説(*4)と幻(*5)を除くすべてのポケモン。ただし、同じポケモンを二匹以上参加させるのは禁止となる。 バッグのどうぐは使用不可(ポケモンのもちものは可、ただし2匹以上に同じどうぐは持たせられない。) レベルの上限は50か100で、味方のレベルにかかわらず敵は必ず上限レベルを使用 戦闘ごとに強制セーブされ、正式にセーブせずに電源を切った場合も負け扱いとなる 引き分けの場合、理由を問わずプレイヤー側の負けとみなされる(*6) 「レコードをまぜる」ことで、通信相手がバトルタワーの敵トレーナーとして出現するようになる。 また、7連勝すると一区切りがついて外に出られる。以降も連勝数は累算されていく。 42連勝以降は7連勝するたびに対戦で役に立つアイテムがもらえる。50連勝と100連勝では記念品がもらえる。 シリーズ本編、かつオフラインで遊べる要素としては、レベルや使用ポケモンに制限が与えられるルールが初めて適用された。これにより、通信対戦のルールとしても「バトルタワーと同条件」というシンプルな合意が得やすくなった。 前作までにも公式ルールは存在したが、ゲーム本編で取り上げられる機会がなかったので全てのプレイヤーが知るものではなかった。 トレーナーカードの登場。 プレイヤーキャラのステータスを表す。従来は所持金やバッジ数を確認する程度だったが、本作ではクリアタイムや各種通信プレイの回数などが記録されるようになった。 さらに「殿堂入り」「ホウエン図鑑完成」「コンテスト制覇」「バトルタワー50連勝」の条件を満たすと色が変わるというやり込み要素の1つにもなった。 点字を解読して謎を解きながら進め、奥に伝説のポケモンが待ち受ける隠しダンジョンや、いつ現れるかわからない「マボロシじま」などの冒険要素も存在。 モンスターボールの柄がポケモンの登場時に反映されるようになった。 ポケモンを捕まえた時のボールが捕獲後も反映されるようになり、ポケモンを繰り出すときは捕まえた時のボールで登場する。ボールによって開閉時のエフェクトも異なるため、このポケモンはこのボールで捕獲するといったこだわりが可能になった。 タマゴから生まれるポケモンは、親となるポケモンが入っていたボールにかかわらずモンスターボールに入る。このためガチで対人戦をやり込む場合は、「モンスターボールに入っていない=タマゴわざがない」という情報が判明してしまう点に注意が必要。 対戦の根幹にあるシステム「きそポイント」(通称:努力値(*7))の一新。 きそポイント制限の追加。前作まではすべての能力値に上限まで基礎ポイントを注ぎ込むことが可能で、ポケモンごとに最終的な理想能力値が決まっていたが、今作から一つのパラメータに最大255ポイント(253以上は切り捨て)全パラメータ合計510ポイントまでの限界が設けられ、ポケモンの能力値をカスタマイズする戦略性が発生し、目標とする条件(特定の相手に先制する、特定の攻撃に耐える、等)に合わせてきそポイントの量を最適化する「調整」という概念が生まれた。 前作では経験値を抑えながらきそポイントを最大まで与えるには、ゲーム内のお金や実時間を膨大に要した手段が最適とされていたが、本作ではその手間は減り、どうぐやポケルスを使えばさらに減る。 きそポイント自体は依然マスクパラメータのままだが、本作からはきそポイントの獲得量が増える「きょうせいギプス」や、限界まできそポイントを入手したポケモンにつけられる「がんばリボン」など、その概念を表立たせるものが登場した。 本作より海外版との互換性が確保された。相互に通信交換・対戦が可能となっている。 ただし、本編シリーズではない派生作品(『ポケモンコロシアム』など)との連動は原則的に同一リージョンでなければできない。 また、海外版でポケモンの名前を6文字以上にしていた場合、国内版では5文字までしか表示されない。 今作の時点では、海外版との互換性については表立って扱われず、後に開発者のブログ「増田部長のめざめるパワー」で紹介された程度。一種の隠し機能と言える。 評価点 ハードの進化による表現力の向上。 ゲームボーイ時代からの素朴さはそのままに、グラフィックの表現力が向上。火山、砂利道、深い草むらといった大自然や、雨や砂嵐、水面の反射など、これまでにはできなかった多彩な描写が可能になっている。 ポケモンのグラフィックも使える色が増えたことで鮮やかになった(前作は1匹につき4色まで)。 これまでは大まかな種族によってしか分類されていなかったメニュー画面では、すべてのポケモンに固有のアイコンが設定されたため視認性が大きく向上した。 ボックス操作も、ポケモンを動かすたびにレポートを書く必要がなくなり、1画面に1ボックス30匹分のアイコンが表示されるようになって格段に使い勝手がよくなった。 音響面もGBA前期に出されたタイトルにありがちな音割れやくぐもった音になりがちな現象がなく、前作までの雰囲気を踏襲した電子音らしさと新たに使えるようになったPCM音源によるサウンドを非常に上手く活用している。 PCM音源による鐘の音が響く「カイナシティ」、廃墟の哀愁と在りし日の壮大さが入り混じったような「すてられぶね」、雄大な大自然を感じさせる転調が特徴的な「119ばんどうろ」などGBAのサウンドを活用した楽曲群の評価は高い。 また、前作までは一部の街や道路、四天王戦とジムリーダー戦、敵組織のしたっぱと幹部などでいくらか共用していた楽曲があったが、本作では容量面での余裕が出来たためかそれぞれ別に用意されるようになった。 本作のジム戦は南国らしさを感じる明るくノリがよい曲なのに対し、四天王戦は重々しいイントロから始まる威圧感たっぷりの一曲となっており、こうした楽曲面での演出の幅も広がりにも一役買っている。 戦略性を高める要素 ポケモンの個性をより強めるとくせいの登場。極めて高いステータスを持ちながらも上記の「なまけ」で行動を制限されるケッキング、LV100でも最大HP1のままだが「ふしぎなまもり」により弱点となるタイプ以外の攻撃わざを無効化するヌケニンなどユニークなポケモンが増加し、対戦面でも大きな影響を与えた。 前作で使いにくかったポケモンにも有用な特性を得て日の目を見ることとなったものは少なくない。例としてソーナンスは能動的な攻撃わざを持たず無償交代で対処されやすい欠点があったが、「かげふみ」という相手の入れ替えを封じる特性を得て、大幅強化がなされたといえる(*8)。 ダブルバトルの登場。ダブルバトル限定のコンボも多く生み出され、新たな面白さを生み出した。ストーリーにおいても、カップルや双子との対戦といった2vs2にふさわしいシチュエーションが演出されている。 本作以降の公式大会では基本的にシングルバトルではなくダブルバトルが採用されている。理由は公式には明言されていない。 戦略性の高さや見栄えの良さ以外に、耐久型の戦術によってバトルの時間が異常に長引くのを防ぐためだという説が有力。ダブルバトルは2匹のポケモンで集中攻撃ができるため耐久型が成立しにくく、シングルに比べてスピーディに決着がつきやすい。 やり込み要素の増加 「リボン」「トレーナーカード」「バトルタワー」といったプレイに時間を要するコンテンツの追加。以降の作品にも引き継がれた。 賛否両論点 大規模なストーリーへの作風の変化 初代・金銀のストーリーは「主人公の少年・少女が体験するひと夏の冒険」といった雰囲気だったのに対し、本作では悪の組織の陰謀による古代ポケモンの復活・世界を揺るがす大規模な天変地異といった壮大なスケールの物語になっている。 RPGとしては王道な展開ではあるが、前作までの比較的現実的で地に足の着いた雰囲気から作風が変わった点はしばしば賛否が分かれる。 『金銀』ではパッケージに映っている伝説のポケモンのホウオウ・ルギアがストーリーにまったく絡まなかったが、本作は物語の中心であり、捕獲の機会もストーリー中の一回のみである。 本作以降のシリーズは「伝説のポケモンを巡る悪の組織の陰謀を阻止する」というストーリーの構図が続くようになった。『ORAS』以降は真の黒幕がいるというパターンや、(表向きの)悪の組織が伝説のポケモンに関与しないパターンも出てくるようになっている。 地方が1つしかない 1シリーズにつき1地方という原則は今となっては当たり前のように思えるが、前作の『金銀』では、ジョウト地方の冒険を終えると『赤緑』の舞台であるカントー地方に行けたのに対し、本作はホウエン地方のみで完結しているため、『金銀』を最後までやり込んだ人からすれば、ボリュームダウン感が否めない。 「主人公はジョウト地方から引っ越してきた」という設定を初めとして、作中ではたびたびカントーやジョウトに言及される。港町まで存在するので、実際に行けると期待していたプレイヤーは少なくなかった。 とはいえ、マップ自体の全体的なボリュームは小さくない。クリアするだけなら立ち寄る必要すらないダンジョンや町も存在する。前述のコンテストも早い段階から遊べるようになるので寄り道の楽しみは大きい。 クリア後は従来のように図鑑完成を目指すのはもちろん、バトルタワー制覇という高難易度のやりこみ要素が用意されている。一方で前作のレッド撃破のようなシンプルな目標はないので、難易度の高いやりこみ要素に興味が無いライト層には物足りないものとなっている。 問題点 ストーリー面の問題点 ゲームバランス 最初の3匹の自力習得するタイプ一致わざにおいて、いずれも中盤向けのわざが手薄 キモリが自力で習得するくさタイプわざは、ジュプトルに進化させてレベル29で「リーフブレード」を習得できるようになるまで威力20の「すいとる」しか覚えない。キモリのまま進化させない場合は内容が多少変化するものの、「すいとる」の次に覚えるわざはレベル26の「メガドレイン」(威力40)、レベル46の「ギガドレイン」(威力60)と火力不足。わざマシンを使う場合でも「ソーラービーム」「タネマシンガン」という、扱いづらい技しかない。 過去世代の草御三家とは違って、搦め手のわざにしても「ねむりごな」「しびれごな」なども習得できない。 くさタイプ以外の攻撃わざもレベルアップで覚えるものは全体的に威力ひかえめであり、中盤は苦しい戦いを強いられる。一応、くさタイプの攻撃わざ以外はひでんわざにするという手もあるが… 通常プレイの場合アチャモ・ワカシャモは自力習得できるほのおタイプのわざは「ひのこ」しかない。このためバシャーモに進化(レベル36)で「ブレイズキック」を習得するまでは、わざマシンを考慮しない場合終盤までほのおわざは「ひのこ」一本で凌ぐ必要に迫られる。一応、本作は「エメラルド」含め、殿堂入りまではほのおタイプの必要性は薄いが… アチャモのまま育てることでレベル25で覚える「ほのおのうず」は素直に使える性能とは言い難く、進化させずにレベル43まで上げてようやく「かえんほうしゃ」を自力習得するが完全に酔狂の域。 「かえんほうしゃ」はわざマシンで覚えさせるという手もあるが、ゲームコーナーの景品限定の為入手は難しい。わざマシン「オーバーヒート」もあるにはあるが、これは威力は大きいがとくこうが2段階下がってしまう。 素直に進化させるプレイの場合は、ワカシャモに進化すると覚えられる「にどげり」が中盤の主力となるだろう。威力控えめなもののかくとうタイプなこともあり、多くのタイプへ抜群を狙えるためそれなりの活躍を見せる。 バシャーモに進化させれば、思い出しで「ほのおのパンチ」も覚える事はできるが初見では気づきにくいうえ、大抵は「ブレイズキック」でも事足りる。 ミズゴロウも中盤付近まではほぼ「みずでっぽう」一本で戦うこととなる。他のみずタイプの技は進化させないままでレベル33で習得できる「うずしお」、ヌマクローLv37(ラグラージに進化するとLv39)で覚える「だくりゅう」とバリエーションに乏しい。大抵は「みずでっぽう」以外のみずタイプのわざの前に「なみのり」をひでんマシンで覚えさせる事になるだろう。 ミズゴロウのままLv42まで上げると「ハイドロポンプ」を覚えられるが、それまで進化させずに戦わせるのはさすがに厳しい。命中率もある為、ひでんマシンで「なみのり」を覚えさせる方が扱いやすい。 また、じめんタイプのわざはラグラージのレベル52で「じしん」を覚えるまでは「マッドショット」「どろかけ」とわざマシンの「あなをほる」だけとなる。「じしん」をわざマシンで覚えさせるにしても最終盤まで入手できない。「じしん」以外はダブルバトルで味方を攻撃しないというメリットはあるが。 3番目のキンセツジムはでんきタイプの使い手なのだが、対策がかなり困難。 最初にミズゴロウを選ばなかった場合はじめんタイプのポケモンがイシツブテ位しか入手できないのだが、そこまでのマップでは「いしのどうくつ」でしか野生として出ない上に出現率がかなり低い。 ただ、レアコイルははがねタイプの複合でもあるため、ほのおやかくとうタイプでも対策になる。 一応ツチニンも入手可能だが、じめんタイプの技を覚えさせるには進化させずにレベル45まで上げないと覚えられず、対策には向いていない。 他のじめんタイプのポケモンやわざマシンは軒並みキンセツシティの先の登場である。 トクサネジムをクリアしてから(*9)からは広大な海が物語の中心になり、海上と海底の探検を繰り返すが練り込み不足。 海上は大半がだだっ広いだけで、これといった特徴もない。133~134ばんすいどうは右から左へ一方通行の海流があり、目的の場所まで何度も行き来することになるが面倒なだけ。全てのトレーナー戦とアイテム回収のためには少なくとも4回の往復を強いられる。 なみのりによる移動速度はすばやくエンカウント率も低めだが、その分移動するだけの単調な部分という印象が際立つ。 また、水上の出現ポケモンはほぼキャモメ、ペリッパー、メノクラゲの3種のみと味気ない。一応、129ばんすいどうではホエルオーも出現するが、出現率は1%なので大して変わらない。 海底の地形は入り組んでいる上に、これを経由しないと入れない場所も多い。しかも海底は全体が繋がっているわけではなく、潜った場所によって移動できる圏内は決まっている。さらに終盤はより海底探検の要素が強くなり、いわゆるおつかいゲー色が強くなってくる上に迷いやすい。しかもこちらは移動速度も落ちているので海上で目星をつけてから潜らないとテンポが悪い。 一部ポケモンの入手が面倒。 + 詳細 特に話題に上がるのが「ヒンバス」とその進化形の「ミロカロス」の存在。 ヒンバスは119ばんすいどうの水上からランダムで6マスだけ出現ポイントが配置されており、そこに「ボロのつりざお」を使うことで一定確率で釣れるというもの。つまり119ばんすいどうのすべての水上のマスを1マスずつ何度か釣りをして検証するという恐ろしく地道で過酷な作業を強いられることになる。 そもそも「特定のマスでのみ出現する」というのは前例がない上、直接的なヒントもゲーム内には全く存在しない。よっぽど運が良くなければ普通に探してもまず見つからないし、意識して探そうとしても途方も無い手間と時間がかかる。 そして出現ポイントでも「コイキング」が出てくるため、効率重視で試行回数を減らそうとすると、せっかく当たりのポイントで釣りをしていたとしても気付かずにスルーしてしまう可能性が高い。 レコード交換を使えば他のプレイヤーと出現位置を共有できるが、それを差し引いてもかなり困難だった。 さらに「ヒンバス」を「ミロカロス」に進化させるにはうつくしさを高める「しぶいポロック」をたくさん食べさせる必要があるが、後述の仕様のため、一人プレイではしぶい味が好きでない個体を進化させるのはシステムを把握していないと難しい。 特に、嫌いな性格だと進化すらままならないため、再入手が難しい場合は、ミロカロスの入手が困難となる。 徘徊ポケモン「ラティオス(ルビー)」「ラティアス(サファイア)」 殿堂入り後にバージョンによって決められたほうがホウエン地方各地を逃げ回る、前作のエンテイ・ライコウ・スイクンと同様のポジションであり、その問題点(前作の記事を参照)の多くも引き継いでいる。 一応、「ほえる」等の強制逃走わざを使わない点では楽になっていると言える。1匹しかいないのでマスターボールを使う手もある。 また、この方法で入手できるラティオス・ラティアスは、HPとこうげき以外の個体値(*10)が0であるため、極限までステータスにこだわる場合実用性は低い。 配信限定のアイテム「むげんのチケット」を入手すれば、出現しない方のポケモンを固定シンボルで捕まえることができる上に、他では入手不可能の「こころのしずく(*11)」を持っていたが、現在は配信は終了している。 実戦的なラティアス・ラティオスを入手する場合、当時はこれに頼るしかなかった。 伝説のポケモン「グラードン(ルビー)」「カイオーガ(サファイア)」 パッケージにも登場する伝説のポケモンだが、捕獲機会がストーリー上で強制的に戦う時の一度きり。逃げたり倒してしまった場合は二度と捕獲できない。 また捕獲率が低いためマスターボールを使わずに捕獲するのは難易度が高い(HPを限界まで減らした上でハイパーボールを投げても成功率3.9%)。一応、他の伝説のポケモンに比べたら多少捕まえやすくなっているが焼け石に水。マスターボールを温存してグラードン・カイオーガを捕獲したい場合はストーリー進行が滞ってしまうことがある。 後のソフトでは、強制戦闘の伝説のポケモンは捕まえやすくなっており、逃げたり倒した場合も殿堂入り後に再戦できるよう改善された。 演出面 いわゆる「ライバル」に当たるキャラは2人登場するが、どちらも演出が練りこみ不足気味。 いずれも「主人公に好戦的」「主人公の一歩先を行っている」と言った部分は多少見受けられるが、目標が異なっていたり、戦闘回数が少ないなど総合的に「ライバル」としての要素は薄い。 1人は主人公が世話になるオダマキ博士の子供「ハルカ/ユウキ」で、外見は主人公の男女のうち選ばなかったほうとなる。主人公をリードする立場で情報を教えてくれたり、旅先の各地でポケモンバトルを挑んでくる。 しかし、あくまでオダマキ博士の手伝いとしてフィールドワークしているため、ポケモンリーグのチャンピオンを目指す主人公と違って中盤でフェードアウトしてしまう。最後のバトルでも、レベルの都合上、選んだポケモンの最終形態を持っていない始末で、不完全燃焼感が漂う。また、この最後のバトルはストーリーの進行に関係ないため、スルーしてしまうことも可能(*12)。 2人目に当たる「ミツル」は主人公の後輩に当たるトレーナーだが、ストーリー中で会う機会は最序盤、3番目のジム前、そしてラストダンジョンに当たるチャンピオンロードの3回のみで、実際にバトルするのはチャンピオンロードのみ。 しかもチャンピオンロードはバッジを8個集めたトレーナーだけが入れる場所であり、主人公が3個目のバッジを手に入れる直前ではまだ1個も持っていなかった。よって、主人公を上回るスピードで各ジムを突破してきた事になる。彼が中盤で家出したことは作中でも語られるが、「トレーナーとしての才能に優れている」などの描写は一切無いため、唐突感が強い。おまけに出口付近での不意討ちという点も問題視されやすい(『エメラルド』では改善された)。 いずれのライバルも名前は固定で、プレイヤーが変更することはできない。 マグマ団・アクア団が使用するポケモンのレパートリーが少ない。 アクア団は名前の割にみずタイプのポケモンはサメハダー系統とホエルコのみ。 ホエルコはおくりびやまの下っ端が出してくるだけであり、サメハダー系統はレベルアップで習得できない関係かみずタイプの技を一切使ってこない。 マグマ団も名前の割にほのおタイプやじめんタイプはバクーダ系統とヤジロンだけ。 こちらもほのおタイプの攻撃技はバクーダ系統が「ひのこ」を覚えているだけ、じめんタイプの攻撃技はバクーダ系統の「じしん」、ヤジロンの「どろかけ」くらいとなっている。 また、グラエナ系統とクロバット系統はアクア団・マグマ団の両方が使う。ただし、クロバットはボスだけが使う。 ジムリーダーや四天王の専門タイプには種数の少なさから同種のポケモン2匹や進化前と進化後を複数持っている人がいる。ただし、種数が多いタイプでも該当する人はいるが。 テッセンは今回初のでんきタイプであるラクライやライボルトを持っていない。エメラルドでは使うようになった。 逆にツツジはルビーサファイアではイシツブテ1匹なのにエメラルドでは2匹持っている。同じタイプのサイホーンは使用しない。 こおりタイプ使いの四天王はトドゼルガとオニゴーリだけでなくトドグラーも使用する。これは他のこおりタイプのポケモンはレジアイスしかいないためだが… ダイゴも同様で、はがねタイプは6匹中3匹だけ(*13)。 これはまだクチートなどの「タイプ一致の攻撃技を使えないポケモン」も多かった故だが、こおりやドラゴンなどの種数が少ないポケモンは中盤までのジムリーダーが使うようにしたり、代わりにじめんやくさなどの種数が多いタイプにしたりしても良かったはず。 それでも殿堂入り前に登場する既存ポケモンを増やしたりもできたはずだが… システム面 「マッハじてんしゃ」と「ダートじてんしゃ」の切り替えが面倒。 本作の「じてんしゃ」はあくまでも無料での貸与なのだが、さすがに2台同時には貸してくれず、切り替えるにはその都度サイクリングショップに寄る必要がある。ダンジョンでは基本的に「マッハじてんしゃ」だけで詰むことはないが、サファリゾーンやひみつきちはどちらかでしか行けないものもあるため、効率よく巡れない。 リメイク版では2台同時に所持する事ができるようになった。 一部アイテムの問題点 海底に隠されているアイテム「かけら」は進化の石と1 1で交換する以外の用途がない(*14)。普通に進化の石そのものを拾える形ではいけなかったのだろうか? かけらはフィールドに落ちているだけでなく野生ポケモンもたまに所持している。設定上、海底にいる野生ポケモンがほのおのいしなどを持っているのは不自然だからかも知れない。 進化の石の入手方法・個数が有限だった『金銀』と違い、対応する進化の石がいくらでも手に入るようになった点は評価できる。 一方「たいようのいし」と「つきのいし」は、野生のソルロック(『ルビー』限定)・ルナトーン(『サファイア』限定)が持っているものを除くと1本のソフトにつき1つずつしか手に入らない。ホウエン図鑑を完成させるだけなら、たいようのいしは1つで済むが、つきのいしは最低2つ必要となるため、『ルビー』では図鑑完成のために他のデータからつきのいし(またはつきのいしで進化したポケモン)を最低一度は通信で入手する必要がある。 特定のポケモンを入手するのに「おこう」が必要になるのだが、これらは1つしか入手できないため、手放してしまうと他のソフトからそのポケモンや道具を持ってこないといけなくなる。 ソーナノは確実にタマゴを入手できるイベントがあるため問題はないが、ルリリはタマゴでしか入手できないため、「うしおのおこう」を手放すとルリリの入手ができなくなってしまう。 きのみの仕様 一部きのみの入手方法 123ばんどうろのおばあさんからの質問に答えると、ポロックに使えるものの中でも最高級の質を持つきのみをもらえるが、いずれもノーヒント。しかもうち2つは使えるキーワードを入手するために通信が必須。 特に問題なのはベリブのみ。特定のIDでしか出現しない「ナウイおじさん」から教えてもらえる言葉を使わないと貰えない上に、出現した場合でも教えられる単語はランダムで、なおかつ通信ごとに1回ずつしか聞けない。 栽培が大変 リアルタイムと連動しており、種類ごとに設定された一定時間が経過すると一段階ずつ成長する。水をあげないと結実数は減り、結実した後も放置すると枯れて第一段階からやり直しになる。上記のきのみは1段階の成長が24時間と長く、結実数も最大2つと少ない(水遣りを怠ると1個のみ、つまり増やせない)。 雨が降っていても水をやったことにはならない。また、きのみの説明には栽培アドバイスのようなものが書いてあるが実際は何の意味もないフレーバーテキストであるなど、プレイヤーを混乱させる要素がある。 『どうぶつの森シリーズ』や『あつめて!カービィ(*15)』などの栽培要素のあるゲームでは雨が降れば水やりの代わりになるのが普通。ゲーム機の機能上無理があったのかもしれないが、『ダイヤモンド・パール』以降のソフトでも雨が水やりの代わりにならないままである。 「マボロシじま」出現確率の低さ 24時間に1回、手持ちのポケモン1匹ごとに設定された内部数値で出現判定がされているが、確率が1匹あたり1/65536と非常に低い。手持ちの6匹と本作のボックスの最大容量の420匹を合わせた最高の状態でも1%未満しかなく、普通にプレイしている限りでは発見が困難。 そもそも「出現判定が手持ちポケモンに依存する」という情報自体がゲーム内には無い。マボロシじまに言及するセリフは単なるフレーバーテキストか、配信イベント関連だと思ったプレイヤーも多いだろう。 ここに生息する野生のソーナノは他に入手手段があるため問題ないが、対戦でもポロック作りでも有用な効果を持つ「チイラのみ」を採取できるのがここだけだったのが長らく問題となっていた。 厳密には後述のきのみ問題を修正した際、チイラのみを持った色違いのジグザグマから入手できるイベントがあった(現在はサポートを終了している)。 一部のBGMの問題点 例を挙げるなら、「サファイア」でカイオーガが動き出したイベントでの流れる「大雨」は、緊張感迫るBGMなのに対し、「ルビー」でグラードンが動き出したイベントでの流れるBGM 「日照り」はプレイヤーたちの恐怖心を煽らせる不穏な曲にしか聞こえない (参照)。元々不安を煽らせるためのBGMなのだろうが… プレイヤーたちからは 「怖すぎる」「もはや、曲でも何でもない」 と大きな不評を受けてしまった。 グラードン・カイオーガ戦後にマスターボールが入手不可になる仕様 マスターボールはミナモシティのマグマ団/アクア団アジトの中にあり、取り逃したままグラードン/カイオーガ戦を終えるとアジトの入り口が塞がれ入手不可になる。 『エメラルド』ではイベント後でも戻れるように改善された。のちのソフトでもアジトの入り口が塞がれる事はなくなった。 ポケモンコンテスト コンテストの問題点 コンテストは前述の通り4ランクあるが、ハイパーランクまではポロックで1つのコンディションだけでもある程度高めていれば適当にやっていてもほとんど苦戦せずに優勝できる。なので下記の問題点はマスターランクや、複数の部門を制覇する場合についてである。 + コンテスト・ポロックの詳細 運ゲー要素が強く、全体的に練り込み不足。 全体的にNPCの気分次第なバランス。NPCは「高いアピール力で優勝を狙いに行く」というより「妨害を繰り返して自分以外が優勝するのを阻もうとする」思考ルーチンであり、きんちょう状態(後続を一定確率で1ターンアピール不能)にさせるわざや、相手の得点を下げる妨害わざを多用する。そのため、運よく妨害を回避できるか否かで勝敗が決まる運任せな側面が大きい。 エキサイトボーナスの問題参加ポケモンが各部門と一致したわざを使うことでエキサイト度が1上がり10点追加でもらえる。MAXの5になるとその時にアピールをしたポケモンに「エキサイトボーナス」60点がもらえる。デメリット無しのアピールでは40(+10)点が最高なので、単純に5回しかないアピールの機会を1回分得したことになる。なのでこれを獲得することが優勝の必須条件になりがち。ただし、NPCはその部門での受けが悪いわざを使ってエキサイト度を下げたり、順番を入れ替えるわざを使ってくるため、やはりこれも運になる。 特定のわざを出した次のターンに、それと相性のいいわざを出すとスコアが倍になるコンボがあるがノーヒント。一応「審査員が注目した」というメッセージは出るが、それが何を意味するかはわからない。もっともNPCもコンボを使用するので、それを参考に真似てみることはできる。 全てのコンディション(1部門だけなら、隣接するものを含む3つのコンディション)をMAXにすれば簡単にクリアできるのだが、通信必須かつ本作で入手可能なきのみだけでは不可能。さらに組み合わせを厳密に考慮する必要がある。 ポロックの問題点 通信前提の調整。 ポロックは食べられる量に限度があるが、そのポロックを作るためには「1人が1個ずつきのみを出すミニゲーム」をプレイする必要がある。手持ちのきのみを調合するということはできない。 通信ができない場合でもNPCと作ることができるが、ポロック作りが上手くない上、投入するきのみが質の低いもので固定されているため質のよいものが作れない。 通信の場合でも、人数が多いほど多くのきのみを入れて味を濃くできる上に、なめらかさ(投与コスト)を下げられるので少人数で作るメリットが無い。2人通信程度ではNPCとのブレンドにすら劣る場合もある。 ポロック作りミニゲームのゲーム性の低さ。 何人いようが結局タイミングに合わせてAボタンを押すだけ、上手に押せた回数でランキングが出るがメリットは無い等ゲーム性は非常に乏しく、通信してまでやることに疑問を持つプレイヤーも多い。 「コンディション」という用語に反するシステム。 コンディションは一度上がったらそれっきりであり、上限までポロックを食べたポケモンのコンディションは二度と変化しなくなる。与え方に失敗した場合はやり直せず、別個体を用意するしかない。 初代・金銀からの変更点の問題 『赤緑青ピカチュウ』『金銀クリスタル』との互換性がなくなった。 『金銀クリスタル』は初代とポケモンをやりとりできるという点も重要な評価点であったため、少なくないユーザー離れを引き起こした。 このことに関し、開発スタッフは「当初は互換性を持たせようとしていたが、GBソフトとGBAソフトの通信ができないと言ったハード仕様上の問題などから不可能となった」と語っている。 実はGBとN64間でデータの読み取りが可能(データに互換がある)で、同様にGBAとGCもデータの読み取りが可能。更に言うとN64とGCでデータの移行が可能であるため(「どうぶつの森」などで前例がある)、手間と時間(と諸経費)を掛かればGBとGBAで移行が不可能と言う訳ではない。 今作の反省からか以降のシリーズはひとつ前の世代のカートリッジから一部を除いたポケモンを移動できる互換性を有している。 なお、現在は赤緑リメイクの『FRLG』とは直接、金銀リメイクの『HGSS』とは一方通行ではあるものの直接、VC版『赤緑青ピカチュウ』『金銀』とは間接的ながらも連動できるようになっている。 前作にあった朝・昼・夜の時間帯要素の廃止。 本作にも時計システム自体は実装されているが、夜にフィールドが暗くなったりポケモンの出現テーブルが変化することはなくなっている。作中に「湖に映った星空」に言及するセリフがあり、特に夜がないことを残念がるプレイヤーも少なくない。 また、エーフィ・ブラッキーの進化する時間が、朝・昼/夜から午後/午前になっている。このため、朝にブラッキーに進化したり、午後である夜にエーフィに進化するような設定と矛盾する事態が発生する。 アクション要素の導入 釣竿を使ったとき、「ひいてる ひいてる!!」というメッセージが出た瞬間にAボタンを押さないと逃げられてしまう上、「ポケモンをつりあげた!」というメッセージが出るまで1~5回程度この操作を繰り返す必要がある。 釣りの雰囲気を再現しようとしたのだろうが、アクションゲームではない本作には蛇足であり、無意味に面倒になっただけになっている。次回作では1回で釣り上げられるようになった。 一部のダンジョンで、4倍速の「マッハじてんしゃ」を使って、立ち止まったり壁にぶつかったりせずに駆け抜けなければならないマップがある。先に進むほど地形が複雑化して繊細な指さばきが必要となる。 いずれも従来のシリーズには存在しなかったアクションゲーム的な要素であり戸惑ったプレイヤーもいる。特に後者は苦手な人にとっては辛い。 本作だけでは当時の全ポケモン386匹が入手不可能。 過去作のポケモン251匹の内、本作に登場するのはわずか67匹。自分のお気に入りのポケモンが登場せず落ち込んだプレイヤーも多く、互換切りと同様にシリーズファンからは批判の対象となった。 なお、本作発売から『コロシアム』発表まで、ホウエン地方にいないポケモンの入手手段に関しては一切公表されなかったため「本作に登場しないポケモンは今後の作品からもリストラされるのでは?」と危惧する声もあった。 もっとも、仮に前作までのポケモンを含めた386種類(うち幻のポケモン4種類)を全て本作に出す場合、それらに対応するマップやイベントを設定する必要があり、容量やバランス面で厳しかったのかもしれない。 なお、現在は『コロシアム』『FRLG』『XD』があるため、幻を除く382匹は入手できるようになっている。ただし、全て集めるには非常に出費がかさむ(*16)。 元々後のソフトとの通信交換で入手させる前提だったのかもしれないが… 対戦・育成面の問題点 + 対戦の問題点 対戦バランスについて きそポイントシステムの変更により全体的な耐久が低下し、こうげき・とくこうに加えて耐久かすばやさが高い、もしくは特性が優秀なポケモンが重視されるようになった。一方でバランス型のステータスを持つポケモンはどこにきそポイントを振っても中途半端であり、一気に肩身が狭くなっている。 本作までは技の物理と特殊の区分がタイプ毎に決まっていたからか、本作で初登場した複合タイプのポケモンはこうげき・とくこうの差が少ないバランス型がやや多めな傾向にある。結果、攻撃面に種族値を多く割り振られたことで耐久もすばやさも半端な扱いづらいポケモンになってしまっている。 システムが一新されたにもかかわらず、前作までに登場したポケモンの基本パラメータ(種族値)には一切手を加えられていない。 新登場のダブルバトルでは、相手2体に同時攻撃するわざ(いわなだれ・なみのり等)は威力が本来の1/2になるが、味方も含めた全体に攻撃するわざ(じしん・だいばくはつ等)は威力が下がらないという奇妙な仕様があった。 このため「じしん」は威力100で相手の両方を攻撃できる強力なわざとなり、トップメタのメタグロスに強いということもあって多くの物理アタッカーに採用された。このためじめんタイプに強いポケモンの需要は増したが、逆に弱点とするポケモンは土俵に上がることすら困難になってしまった。 また「じばく」「だいばくはつ」は相手の防御を半分にしてダメージ計算する仕様も含め驚異的な破壊力となり、命中さえすれば最大で1 2交換が狙える。本作発売当時は習得者も少なかったが、『FRLG』『エメラルド』で増えると一気に爆発祭りに。「爆発ゲー」と揶揄される大味な展開になりがちで、調整不足が否めなかった。 第4世代以降では複数攻撃のダメージが一律3/4になるように修正され、第5世代以降は「じばく」「だいばくはつ」のぼうぎょ半減の仕様が廃止された。 第3世代のみ、ダブルバトルではポケモンが倒れると、倒れた時点、つまりターンの途中で交換しなければならない。 その結果、同じターンで交換したポケモンが攻撃に晒される理不尽な展開も少なくなかった(*17)。4世代以降はターンが終了してから交換するようになった。 「とくせい」の格差 フィールド上では大いに役に立つ「ものひろい」や「にげあし」は対戦においてはまったく効果がない。これらは序盤から捕まえられるポケモンが持っており、意図的なものであると思われる。 命中率を下げられない「するどいめ」や、滅多にならないこおり状態を無効にする「マグマのよろい」などは有用性がかなり低い。 多くのポケモンが持っている「はりきり」はこうげきが1.5倍で物理わざの命中が0.8倍とリスクとリターンのある性能だが、あるポケモンの専用特性でデメリット無しでこうげきが2倍という完全な上位互換が存在している。はりきり持ちのポケモンが特別ステータスやわざに恵まれているわけでもない。 二通りのとくせいを持つポケモンは、両方に実用性のあるものもいるが、片方がはずれとなっているポケモンもいる。例として「はっこう」「しぜんかいふく」の二通りのとくせいであるスターミーは「はっこう」が対戦で効果を持たないため、「しぜんかいふく」一択となる。 初登場ゆえにバランスの悪さや調整不足が散見される。後述の『エメラルド』以降は弱すぎる特性の強化や特性の追加・変更が行われており、例えば先に挙げた「するどいめ」「マグマのよろい」「はりきり」にはいずれもフィールド上で発揮されるサブ効果が追加されている。 ただし「マグマのよろい」で防げる「こおり」は追加効果でしかならないので、追加効果全般を防ぐ「りんぷん」のほぼ下位互換になっている。 ソーナンス同士の対面 前述の通り、相手の交代を封じる特性「かげふみ」を得たものの、ソーナンス同士が対面するとお互いに攻撃手段が皆無となり、70ターン(*18)かけてPPを使い切って「わるあがき」でどちらかが倒れるまで泥仕合を強いられることになる。 それどころか、両者とも持ち物「たべのこし」を持たせている場合は永遠に終わらない可能性がある。なぜなら当時の「わるあがき」は相手に与えたダメージの4分の1の反動であり、お互いのステータス次第(*19)では、「たべのこし」での回復量が相手から受ける「わるあがき」のダメージと自分が反動で受ける「わるあがき」のダメージ合計を上回ってしまう。こうなってしまった場合、「にげる」でギブアップしない限り決着が着かなくなる。 このため、通信対戦では使用自体の禁止や、相手PTにソーナンスがいる場合は選出禁止などローカルルールが設けられることがあった。 次回作ではかげふみに「同じ特性を持つポケモンに対しては無効」という効果が加わり、お互いの最後の一匹がソーナンスでない限り泥仕合は起こらなくなっている。また「わるあがき」による反動も相手に与えたダメージにかかわらず自分の最大HPの4分の1と調整され、仮に最後一匹でソーナンス同士で対面してしまった場合でも(以前よりは)早く決着が着くようになった。 グラードンとカイオーガの優遇差 ポケモンとしての性能では(当時のみずタイプの技が特殊しか存在しない)カイオーガは「あめふらし」によってタイプ一致の技を底上げするのに(*20)、ほのおタイプではないグラードンの特性が「ひでり」という不一致タイプのほのお技しか適用されず、カイオーガと比べて特攻が低いのでどうしても優遇差が気になる。(*21) + 育成の問題点 厳選難易度の大幅な上昇 特に問題視されているのはメタモン(*22)が登場しないこと。本作ではメタモンに準ずる仕様を持つポケモンもいないため、図鑑完成と孵化厳選のハードルが上がってしまっている。 この問題は対戦・育成環境にも影響を及ぼし、ゲーム中で1匹しか手に入らないポケモンは♀を入手しないと数を増やせず、性別不明のポケモンは増やせないという問題も生じた。 御三家ポケモンや化石ポケモンなど1匹しか手に入らないポケモンは♂:♀の比率が7:1と低いものが多いのも難点。 かなり不評だったためか、その後のシリーズではメタモンは必ず野生で出現するようになっている。 本作でも「タマゴ」やシンボルエンカウントによるポケモンの個体の厳選が可能になっているが、理想個体が出る確率は数千万から数百億分の1になっている。理想個体を狙うのは実質不可能としても、どこで妥協するのかは人によっては非常に悩ましい問題となるだろう。 個体値が16段階から32段階になった。さらにとくこう・とくぼうの個体値が分化し、HPも独立して設定されるようになった。 こちらはきそポイントと違い各ステータスの合計値に制限はないので、個体値が低いのはデメリットでしかない。(*23)良い個体を引くのに途方もない手間と時間がかかるようになったので改悪と言える。 威力とタイプが個体値と連動して変化するわざ「めざめるパワー」で理想的なものを覚えさせるのもまた難易度が高い。 性格の実用性の格差 性格は25種類あるが、対戦ではポケモンのステータスの長所を伸ばすために補正有りの性格を選ぶのが基本。そもそもポケモンは4つしかわざを覚えず、前述した努力値(きそポイント)の振り分けの問題もあるので、物理攻撃か特殊攻撃のどちらかは一切使わない場合が多い。よって、こうげきかとくこうのどちらかが下がる性格(計8種類)の需要が群を抜いて高い。 他の17種類の性格は物理攻撃と特殊攻撃を両立した「両刀(二刀流)」と呼ばれる型以外では採用する理由が殆どない。特に、5種類ある「ステータス変動のない(無補正)性格」は長所を生かすことも短所を切り捨てることもできないので不人気。さらに「ぼうぎょが上がってとくぼうが下がる(またはその逆)」というちぐはぐな性格については使い所が極めて限定される。 特性が2種類あるポケモン 優秀な特性と微妙な特性、あるいは物理型・特殊型のように特性と型が一体となっているポケモンは上記の確率がさらに2分の1になる。 こうして対戦プレイヤーを悩ませることになったのだが、当時は現在ほど本格的に対戦をやりこんでいるプレイヤーは多くなく、個体値や性格も対戦のみならず世界観を深める要素でもあるので完全に悪いとは言い切れない。もっとも、対戦をやりこむほどに本作に入れ込んだプレイヤーは割を喰うことになったのだが。 続編が出るにつれて段階的に改善されはいるが、厳選という概念が無くなった訳ではない。 極めつきにこれらの要素に関して作中でほとんど説明がないことも問題であった。 「きそポイントに配分の概念があるのに、振り過ぎた値を下げることは不可能」「どこにどれだけ振ったか確認できない」「どの性格でどのステータスが上下するのか」など重要な部分がかなり複雑になったにもかかわらず、作中ではほぼノーヒントである。 性格については「せっかちなポケモンは素早い。能力には性格も関係しているのだろうか?」という、ごく断片的な情報がNPCが得られる程度。その人物は対戦トレーナーでもないモブであるためスルーされる恐れも大きい。 レベル100のポケモンはポケモンを倒してもきそポイントを一切貰えない。タウリン等のアイテムによる投与ではきそポイントを上げることはできるのだが、1つの能力につき一定数までしか上げられない問題がある。 後継作では段階を踏みつつも『XY』までに上記3つは改善されている。 バグ・不具合 ソフト・ハード起因の問題 時計機能に電池を使っているので電池切れが発生する。 現在、出荷された状態のままのカートリッジではまず確実に電池切れを起こしているだろう。公式の電池交換サービスは終了したので、自力で電池交換する必要がある。 セーブデータそのものにはフラッシュメモリを採用しているので金銀クリスタルのように電池切れで消えることはない。ゲーム自体は普通にプレイできるものの、きのみの関係でコンテスト攻略は大幅に制限され、起動するたびに電池切れのメッセージが出るのも煩わしい。 バーチャルコンソール等で復刻されなかったため、現行のポケモンシリーズ本編の中では特に本作をプレイする敷居が高くなっている。 フラッシュメモリの耐用寿命が尽きるとセーブが不可能になってしまう。現在のフラッシュメモリは書き込み領域分散などの技術で長寿命化しているが、当時はまだ未成熟であり、長期にわたるプレイでセーブ不可に陥ったプレイヤーも散見される。 寿命がきてもデータ自体は消えない。しかし通信時には必ずセーブが必要なので、セーブ不可になった時点でポケモンの移動は不可能になってしまう。 データではなくハードの問題なので、たとえ初期化しても改善することはない。 きのみ問題 データ作成から1年が過ぎると時計が正常に動かなくなるバグ。 これが発生するときのみが成長しなくなるのを元にしてか、公式でこの名称がつけられた。 他にも時間に関連するイベントが停止してしまったり、「ほりだしものいち」を予告する番組やロケットの発射回数などの数値などが異常なものとなる。 その性質上、発覚したのは発売から丸一年が経過した頃である。それから約2週間後に公式告知され、郵送や持ち込みによる修理サービスが行われた。現在は部材の確保が困難となったため終了している。 さらに翌月以降、全国のポケモンセンターや提携ゲーム店(*24)などでもセルフサービスによる修理が可能となった。店頭で修理を行うと、問題解決を促すためかレアアイテム「チイラのみ」を持った色違いのジグザグマが配布されるイベントもあった。 後に発売された『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』にも修理プログラムが内蔵されており、現在でも通信ケーブルで繋いでデータ修理を行うことができる。 なお、電池が切れた状態で修正プログラムを入れてしまうと、以降は電池を交換しても、データを初期化するまで時計が正常に動作しないという不具合がある。 後述の「エメループ」に近い状態になるため、一部プレイヤーの中にはあえてこのバグを直さない者もいる。 バトルタワーでは7連勝ごとにアイテムがもらえるが、持ち物をいっぱいにした状態で受け取らずに外に出て、再びバトルタワーに入るとフリーズする。 こちらはユーザー環境では修理できず、任天堂へ修理に出す必要がある。しかし現在は修理対応が終了したため、不可能である。 意図的にやらない限りまず起きないが、陸上でなみのりできるなど、他にもいくらかの不具合が存在している。 総評 GBAにハードを移したことで大きなパワーアップを遂げた本作ではあるが、システム面においては、前作までと互換性が無くなったことや、本作だけでは出会えないポケモンが多数存在することもあり、一定のファン離れを起こしてしまった。 一方で、ハード性能の向上によりこれまで以上に魅力的にポケモンの世界が描かれるようになり、大自然の中での冒険や、秘密基地やコンテストといった要素も充実している。対戦面もダブルバトルや特性と言った新要素により戦略性も増したこともあり、システム面での難点はあれど、様々な面で順当な進化を遂げた作品であると言っていいだろう。 余談 ルビー・サファイアは第三世代のGBAポケモン(RS、E、FRLG)では唯一「タマゴ」「全国図鑑のみの別地方のポケモン」を最初から交換で送り込める。 そのため、やろうと思えばカントーやジョウトの特定ポケモンを最初の相棒のような状態にして冒険することが可能。 ポケモン選択の自由度に関しては最初の作品だからか非常に高くなっている。 ただし、第二世代までの未登場ポケモンは後に正式採用されたゲームと比べて技習得レベルが遅くなっていたり少なくなっていたりするため、色々不利になることも。 ポケットモンスター エメラルド 【ぽけっともんすたー えめらるど】 発売日 2004年9月16日 ソフト単品版 裏を見る ワイヤレスアダプタ同梱版 メディア 128MbitROMカートリッジ 定価 ソフト単品版 3,800円ワイヤレスアダプタ同梱版 4,800円(共に税込) レーティング CERO 全年齢対象 周辺機器 通信ケーブル/GBAケーブルワイヤレスアダプタ/カードeリーダー+対応 判定 良作 ポイント やり込み要素が大幅に増加中毒性のあるバトルフロンティア ※共通項目は省略しています。 概要(エメラルド) 『ルビー・サファイア』のマイナーチェンジ版・完全版。 追加点・評価点(エメラルド) ストーリーにホウエン第三の伝説のポケモン「レックウザ」が介入したり、マグマ団・アクア団双方とも敵対するように。 また、レックウザは殿堂入り前に、グラードンとカイオーガは殿堂入り後に両方共入手可能になっている。 主人公の公式デザインが、緑を基調にした半袖にノースリーブといった軽装になった。それに合わせてドット絵も少し変化している。 ポケギアの機能「トレーナーアイ」が、その強化版である「エントリーコール」に変更。 基本的要素はそのまま、電話番号を登録した相手に電話をかけられる。相手からの電話も来る。 これによって強化されたジムリーダーとも再戦が可能になった。シリーズ初の要素である。 ワイヤレスアダプタに対応し、『FRLG』でプレイ出来た3つのミニゲームが本作でもプレイできるようになった。『FRLG』との通信も可能である。 トレーナーメモには『FRLG』の地名も記載される。 ポケモンが出現時にアクションするようになった。 敵として出てきたポケモンのみが動いた『クリスタル』とは違い、こちらが出したポケモンもアクションするようになった。さらに性格に応じて動きの大きさも変わるようになっている。 入手できるポケモンの増加。 全国図鑑入手後、サファリゾーンやバトルフロンティアに『コロシアム』限定だったポケモンの多くが出現する新エリアが開拓されたり、ホウエン図鑑完成後に『金銀』のジョウト御三家の内どれか1匹がもらえるイベントが追加された。 これにより、GBAで発売された5バージョンのみで当時の全国図鑑完成に必要なポケモン380匹(*25)を集められるようになった。 なお、次世代の『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では『ハートゴールド・ソウルシルバー』の発売まではジョウト御三家の入手方法はこれだけだった。 化石ポケモンが両方手に入るようになった。1つは「げんえいのとう」で入手でき、もう片方は「さばくのちかどう」で入手できる。 ラティオスとラティアスは殿堂入り後のとある選択肢によって、どちらかがホウエン地方を駆け巡るように変更された。これで出現しない方は「むげんのチケット」で入手可能。 一方でアサナンやアメタマなど、『RS』限定で本作には出現しないポケモンもわずかに存在する。 「げんえいのとう」「さばくのちかどう」「アトリエのあな」などと言った新ダンジョンの追加。 便利な人物の登場 ブレンドめいじん 殿堂入り後、たまにミナモシティのコンテスト会場に現れ、優秀なポロックを一緒に作ってもらえる。 ポケモントップブリーダー バトルフロンティアにおり、ポケモンの個体値の総計と最も高い部分を大まかに判定してくれる。 わざおしえ わざを教えてくれる人が各地におり、対戦で有用なわざを教えてもらえる。なお、バトルフロンティアではBPを消費して何度でも覚えさせられるが、それ以外は『FRLG』同様無料である代わりに一度しか教えてもらえない。 様々な対戦形式で遊べる「バトルフロンティア」 前作の「バトルタワー」に加え、以下の6つのバトル施設が追加。タワー・ファクトリー・ドームはダブルバトルにも対応している。 バトルファクトリー:レンタルしたポケモンで戦う。勝つと相手のポケモンと1匹トレードでき、連勝中に交換した回数が増えるとより強いポケモンと交換できるようになる。運要素が最も強い。 バトルチューブ:3つある部屋から1つを選び、その部屋のイベントをこなすことで次の部屋へ進める。部屋の先は回復・トレーナー戦・状態異常化・野生ポケモン出現地帯などがある。 バトルピラミッド:ダンジョンを探索して頂上を目指す。ダンジョン内は非常に暗く、野生ポケモンも出現するが逃走率は非常に低く設定されている。トレーナーと戦ってもポケモンの回復はされず、ダンジョン内に落ちている回復アイテムでやりくりする必要がある。なおクリア時点で残っているアイテムは次の挑戦時に持ち越せる。 バトルパレス:トレーナーは一切命令できずポケモンが自動的に戦う。性格と残りHPによって攻撃わざか回復わざか妨害わざに偏る。 バトルアリーナ:入れ替え不能の勝ち抜き戦。3ターンで勝負がつかなかったら残りHPの割合と使ったわざに応じて点数が付けられ決着がつく。 バトルドーム:16人でトーナメントを行う。相手の大まかな情報が見られたり、3匹から2匹選出するといった特徴がある。 フロンティアブレーン 各施設で一定数連勝すると「フロンティアブレーン」と呼ばれる特別なトレーナーと闘える。勝利するとその証となるシンボルがもらえる。銀シンボルを得た上で更に連勝を重ねてからの再戦に勝利すると金シンボルがもらえる。各シンボルをコンプリートすると特別なきのみが入手できる。 勝ち抜くたびにBP(バトルポイント)が得られ、対戦で役立つアイテムや、『FRLG』で教えられるわざの一部+αを教えてもらえる。これによって、対戦環境に多大な変化をもたらした。 他、ニャースやリザードンなど人気ポケモンを模した新規の模様替えグッズとも交換できる。 難易度はバトルタワーを越えて実際の対人戦以上に跳ね上がり、運の要素も強いために廃人でさえも投げ出したくなるほどの高難易度。当然初心者には楽しみづらいが、これによって育成・対戦界隈は大いに活気づいた。 『RS』では「Lv50」と「Lv100」の区分だったが、本作では「Lv100」が「オープン」に変更。こちらの手持ちの最高Lvに合わせてくる(下限はLv60)。育成のハードルが下がった上に、Lv50を維持したままでもオープンレベルのリボンを取得しやすくなった。 やり込みプレイヤーに嬉しい仕様。 ザロク~マトマ間のきのみに「使用したポケモンのなつき度が上がる代わりに、対象の能力のきそポイントを下げる」効果が付与され、きそポイントを振り直すことが可能になった。 メタモンとドーブル(*26)が出現するダンジョンが追加され、育成のハードルはある程度下がった。 育て屋に預けるポケモンに「かわらずのいし」を持たせると、50%で持たせたポケモンの性格がタマゴから生まれるポケモンに遺伝されるようになった。 「でんきだま」を持たせたピカチュウ・ライチュウを育て屋に預けると、特別なわざ「ボルテッカー」を覚えたピチューが生まれるようになった。 一部の特性にフィールドで発揮する新たな効果が追加された。代表的なものは以下。 ほのおのからだマグマのよろい 手持ちにいると、タマゴの孵化歩数が半分になる。 シンクロ 手持ちの先頭にいると、エンカウントしたポケモンの性格が50%で「シンクロ」持ちと同じになる(ただし本作ではシンボルエンカウントや配布系には無効)。 他には先頭にいると釣りが成功しやすくなる「きゅうばん」、先頭にいると逆の性別のポケモンが出現しやすくなる「メロメロボディ」などがある。 タイムアタック用の施設「トレーナーヒル」。カードe+との連動でパワーアップする。 こちらのLvに合わせられた敵トレーナーと戦って先に進み、屋上に到達するまでの時間を競う。 基本システムは『FRLG』の「トレーナータワー」とほぼ同様だが、フロアの地形にパズル要素が加わった。 上限である8枚のカードを読み込ませた場合、組み合わせによってクリア賞品が手に入る。わざマシンなどの貴重品が手に入ることも。 「トレーナータワー」と異なり、カードを再び読み込ませなくても何度でも賞品を受け取れるようになった。 問題点(エメラルド) バトルフロンティアの理不尽なほど高い難易度。 全体的なハードルの高さ。 施設によってルールや有効な戦術などが異なっている事が多いため手持ちポケモンや戦術のレパートリーが攻略難易度にモロに表れる。しかも勝ち抜いてある程度周回を重ねると最終進化系や準伝説級と言った高ステータスのポケモンやわざが洗練されたポケモン、対策が難しいポケモンなどが大量に現れるため、厳選や育成をかなりしっかりしていないといずれ行き詰まる事になる。 特にポケモンが自分で行動するバトルパレスでは、使用するポケモンの行動パターンが各々の性格によって大きく左右される。しかもその行動パターンに即したわざを覚えさせていないと何もせずに何ターンも無駄にする事がよく出てくるため、(通常ルール下では)最高のポテンシャルを発揮するポケモンを適当に出すだけでは1勝すら危うい。そのため、ここに挑む場合には厳選と育成の段階まで戻って性格やわざを調整した専用のポケモンを揃える必要性があり、極めて面倒。 こうした事から、対戦用ポケモンの育成や厳選、わざマシンの収集などが苦手なプレイヤーが楽しむにはあまりにも難易度が高すぎる。後の世代ほど育成環境やアイテム獲得環境などが整っていなかった事もあり、パーティーメンバーを揃えるだけでも膨大な作業量を要するのもこうした傾向に拍車を掛けている。他の地方のポケモンを交えた対戦や施設外でのボーナス要素など、ここならではの醍醐味もまた多いだけに惜しいものである。 「フロンティアクオリティ」 制覇には必然的にかなりの回数のバトルを行うことになるため、その中で相手の攻撃のクリティカルヒットや一撃必殺わざ、回避などといった低確率の不運が襲い掛かってくる事もしばしば。試行回数が増える分現実では考えにくいような不運が出てくるのは仕方のない事だが、こうした低確率が致命傷となる可能性は極めて大きい事、そして具体的な対策方法が皆無に近い事を考えると中々に辛い。 当然、連勝数を重ねている時に起こって敗北した時の心理的なダメージは非常に大きい。連勝が途切れても救済措置は一切なく、そのまま1周目の1戦目からやり直しになるため、心を折られるプレイヤーも多い。 バトルファクトリーの難易度 レンタルポケモンを借りて戦い、勝利した相手からポケモンを1体ずつトレードしていく施設。自分のポケモンを使わないためパーティーメンバーに自信の無いプレイヤーでも楽しめるが、登場するレンタルポケモンの選出が運任せな分パーティー全体のバランス調整が難しいため難易度は高め。 使い勝手が良いポケモンが来るかは完全に運であるため、まともに戦えるパーティーを安定して揃えるのは非常に厳しい。しかもまともに使えそうなポケモンだけで手持ちを固めると、全体的に苦手なタイプで固めたパーティーやピンポイントで極端に苦手なポケモンが来たりしただけで瓦解する事もあり、かといってバランスばかり見て使いにくいポケモンを無理して投入するといざという時に一気に不利に追い込まれる。当然、敵が使い勝手の良いポケモンで固めてきた時は必ずと言って良いほど苦戦するのも辛い所。 また、レンタルポケモンのわざ構成はトレード時に確認できないため、せっかくトレードしたのにわざ構成が酷すぎる、戦略のコンセプトがそのポケモンの種族値と噛み合っていない、などということもままある。使ってくるわざからわざ構成や戦略のコンセプトを見抜いた上でトレードするかを判断できればベストだが、それが出来ない場合にはリスクを承知で対戦中に全てのわざを出させる、タイプだけ参照にしてトレードするか考える、何百戦も試行回数を増やす過程でレンタルポケモンのわざ構成をしらみ潰しに覚えていく、ぐらいしかないのも厳しい。 これらの仕様のため、他の施設と比べ金シンボルまでに要求される戦闘数こそ少なめなものの、入手難易度は全施設中最高と言われる。ただし、事前準備が不要なため、育成の仕様を理解していないプレイヤーでもいきなり平等な条件で挑戦できるというメリットもある。 「エントリーコール」の仕様。 登録が強制。これ自体は問題ないが、電話をかけられると足止めを食らう。しかも「つづきからはじめる」を選ぶとほぼ確実にかけてくる上、内容も世間話がほとんどなので非常に鬱陶しい。また、どれだけ避けても最低2人は回避不能の強制戦闘で登録されるのも問題。 本作と『RS』どちらか1本ではホウエン図鑑を完成できない。 本作だけで入手できないポケモンにはザングース(『ルビー』限定)とルナトーン(『サファイア』限定)がおり、図鑑を完成させたいなら『RS』の両方または『XD』との通信交換が必須。 つきのいしを稀に所持する野生のルナトーンが出現せず、つきのいしを入手できる機会が1度しかない問題点も『ルビー』から変わらず。 ただし、この点は後のマイナーチェンジでも同様。 殿堂入りして全国図鑑を入手するまで、通信交換の制限がある。 全国図鑑を入手するまで『RSE』とはホウエン地方のポケモンしか交換できず、『FRLG』『XD』『ポケモンボックス』との交換は一切できない。 『DP』以降は他作品と通信できる場合は無条件で通信可能になっている。 全国図鑑の評価をしてもらえない。 完成させても特になし。セリフも特典もないので達成感は薄い。 本作の半年前に発売された『FRLG』ではオーキド博士がカントー図鑑に加え、全国図鑑も評価してくれたので残念なところ。 エメラルドループにより固定シンボルポケモンの厳選が困難。 分かりやすいように説明すると、第三世代のポケモンにおけるランダム要素(乱数)は一定速度で回るルーレットのようなものによって決められているのだが、本作ではこのルーレットの開始位置が毎回同じなのである。 つまり、ポケモンのステータスや性格などが全て、ゲーム開始からの経過秒数のみによって決まるのである。そのため、固定シンボルの前でセーブをして捕獲とリセットを繰り返すと言う一般的な方法では厳選が難しくなっている。リセット直後に固定シンボルに話しかけるのでは、ごく限られた範囲でしか乱数が生成されないため、得られる個体値・性格のパターンが限られる上に、同一個体に当たる可能性も高くなっている。 この変更により、個体値が最高のメタモンを入手するためには最低でも34日間ゲームをつけっ放しにしないといけなくなってしまった。欲しい個体によっては1年以上、場合によっては4年近くの放置を必要とする。 現在では研究が進み、任意の乱数を発生させる方法が確立されたが、通常プレイではまず気付くことは不可能。 前作『ルビー・サファイア』では、(時計が使用可能な場合)ゲーム開始時の時刻によって初期乱数が変わるようになっていたため、このようなことは起こらなかった。 総評(エメラルド) 入手できるポケモンが増えた他、育成環境が改善されたり、シリーズでも屈指の難易度を誇る「バトルフロンティア」の登場によりやりこみ甲斐も大幅に増した本作。 まさしく第三世代の集大成と言える作品となっている。 余談 本作以降、最初期からBGM作曲等を担当していた増田順一氏がディレクターとなり、「ポケモンの生みの親」である田尻智氏は製作にほとんど関わらなくなっている。 そのため、この作品前後での作風の違いを指摘するファンも少なからず存在する。 なお、前作『金・銀』では田尻氏がディレクター、増田氏がサブディレクターであったが、実際は田尻氏は『金・銀』の時点で製作に携わっていないという説も。 ジムリーダーを含む全てのトレーナーが女性のみのいわゆる「ハーレムジム」は、本作ではシリーズで唯一登場していない。 ルネジムは一般トレーナーは全員女性だが、ジムリーダーのみ男性のためこの法則から逃れている。 『エメラルド』には『サファイア』で出現しないポケモンの大量発生イベントがあるのだが、前述のレコード交換をすることで、『サファイア』でもそのイベントを発生させることができる(=『サファイア』でもそのポケモンをゲットできる)。 また、『ルビー・サファイア』にも『エメラルド』で出現しないポケモンの大量発生イベントがあり、これもレコード交換することで『エメラルド』でもイベントを発生させることができる。 本作の内部データには、ゲーム内では入手できないリボンが非常に多い。恐らく開発時点ではイベントや連動によって解禁する計画があったとみられる。 「くらやみのとうクリア」など、没ダンジョンと思われる名称が見られる。 2003年には公式大会は開かれなかったが、本作には2003年から2005年までの地方大会から世界大会に至る記念リボンのデータが存在する。実際のところ、2003年には公式大会自体が行われていないので完全に没になり、2004年の大会でも全てのリボンが配布されたわけではない。さらに世界大会(ワールドチャンピオンシップス、WCS)が実際に開催されたのは2009年が最初であるが、本作から海外版との互換性が確保されていたことからわかるように構想自体はあったようだ。 その他にも各種イベントや、ポケモンセンター(現実に存在するグッズショップの方)に関するリボンが多数あるが、日の目を見ることはなかった。 本作初登場のポケモンの設定について マリルの進化前のルリリだが、実はマリルと雌雄比率が違っている。 これが原因なのか、♀のルリリがマリルに進化すると性別が♂に変わる可能性がある。 その後もルリリの雌雄比率は変更されていないが、性別については『X・Y』から変わらないようになった。 バルビートは♂しかいないポケモンだが、対のポケモンであるイルミーゼと共に育て屋に預けるとタマゴが見つかる。 これはこの2体がニドランのような同種の♂と♀である設定に伴う仕様。このため、バルビートは♂しかいないポケモンながらタマゴわざが存在する稀有な存在となっている。 なお、バルビートとイルミーゼを預けた場合は必ずバルビートのタマゴが見つかるのだが、『BW』からは50%の確率でイルミーゼのタマゴも見つかるようになった。 ダンバルは進化前のポケモンなのだが、捕まえやすさがパッケージポケモンのグラードン・カイオーガと同じ(非常に捕まえにくい)というとんでもない特徴を持つ。 本作の時点では野生で登場しないために目立たなかったが、以降の作品では唯一の習得技である「とっしん」で自滅することも相まって捕獲難易度の高さが話題になった(*27)。 「エメラルドループ(エメループ)」の発見・解析 一部のやり込み派プレイヤーが伝説のポケモンを厳選する際、全く同じ個体値・性格のポケモンが出てくる現象を発見したことがきっかけで、広く知られるようになり、『プラチナ』発売からしばらく経った頃にその全容が明かされた。 端的にいうと起動からの経過時間によって目当ての個体値・性格のポケモンを人為的に出現させられるというもの。 使用される乱数は全てのROMで共通なので、乱数から逆算する事で高個体値のポケモンを簡単に入手することが可能となった。また、これを切っ掛けに後のシリーズでも乱数が解析されることとなった。 乱数調整の発達により厳選時間を短縮できるようになったが、「本来の遊び方から逸脱する行為(*28)」「ポケモンの育成時間に格差が生まれる」といった批判も出るようになった。この乱数調整の是非については、未だにシリーズプレイヤー間で議論の種になっている。なお、『XY』以降は厳選難易度の低下という形で格差の解消を図られており、これらの議論はある程度沈静化した。 エメラルド版にのみ登場する人物アダンのセリフの一つに「ユーアーウィナー」がある。 後に『BW2』にも再登場しているが、その際にもこのセリフは修正されていない。 ポケモンの商法について ハードが変わり、配布環境や外部機器も発展した結果、いわゆるポケモン商法が活発化し、それに対する批判も多く聞かれるようになった。 期間限定配布ポケモンの存在 イベントや映画の前売券などで配布される「幻のポケモン」や特別なわざを覚えたポケモンの配布頻度が増えた。 また、ポケモンの配布以外にも、前述のカードe+のように周辺機器との連動限定のアイテム、後述する『コロシアム』のようにハードが異なるソフトとの通信限定のポケモンの登場という具合に、販売戦略と直接的に絡める要素が目立つようになる。 たとえば、本作の幻のポケモンであるジラーチ(2003年)とデオキシス(2004年)は、日本国内では映画前売り券の購入によってのみ入手できた。現在では(国内版では)通信交換を除き、正規での入手手段は存在しない。 なお、海外版ではGCソフトとの連動によって、条件さえ満たせばジラーチが何度でも入手可能になっている。以降も日本と比べて海外は幻のポケモンの入手が容易な傾向にあり、国土の違いなどの事情を考慮しても不公平を感じる国内ファンは少なくない。 これらの限定・配信要素は世代を経るにつれてより露骨で金銭のかかる物となっていき、「ポケモン商法(*29)」と揶揄され批判の対象になることもしばしば。 一応、無料で入手できる機会も一世代毎に何度かあるが、全てを網羅することはない。中には長期間入手手段が途絶えているポケモンもいる。 一方で、初代のミュウの頃には配布イベントの開催地がごく限られていたのに対して、本作からは受け取りの窓口自体が映画に伴って全国各地に広がったという一面もある。 カードeリーダー+について 冒頭にあるようにカードe+に対応しているのだが、実際に対応カードが発売されたのはゲーム発売から半年以上が経過した後である。カードeリーダー+のロンチタイトルでもあり、それなりに宣伝も行われていたのだが…。 その内容は「特別な敵トレーナーと戦うことができる」「ナゾのみと呼ばれる特別なアイテムが手に入る」のみ。 トレーナーは特別強いわけでもなく、勝っても経験値などは手に入らない。レベルも統一されていないので対戦の腕試しにも使いにくい。本作では滅多に見られない色違いのポケモン、さらに本作では出現しないカメックスやウインディなどを繰り出すトレーナーもいたが、あくまでも戦えるだけであり、図鑑の「見つけたポケモン」にすら登録されない。 「ナゾのみ」は読み込ませたカードによって姿が変わるが、効果自体は他のアイテムの流用だったり、そもそも何の効果が無いものも多い。その上、数ヵ月後に発売された『ポケモンコロシアム』以降の対戦ルールでは使用自体が禁止されてしまった。ポロックの素材として役立つものはあるが、パラメータを把握した上で適切なブレンドを行ってようやく真価を発揮するレベルである。 そもそも通信をするためには、GBA本体2台と通信ケーブル、カードeリーダー+本体、さらに対応カードを揃える必要があるが、そのハードルに見合った恩恵とは言いがたい。これは後のカードe+シリーズ全般に言える問題でもある。 関連ゲーム 2003年5月30日にユーティリティソフト『ポケモンボックス ルビー サファイア』が発売された。 2004年1月29日発売の『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』の基本システムは本作がベースである。 『ルビー・サファイア』の発売日(2002年11月21日)からちょうど12年後の2014年11月21日に、ニンテンドー3DSで『ルビー・サファイア』のフルリメイク『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』が発売した。 ニンテンドーDSソフト『ポケモンダッシュ』との連動で、手持ちポケモンをゲーム内の「スペシャルカップ」にコースとして登場させることができる。 「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」の『X』以降のモンスターボールから出てくるポケモンとして、アチャモ・グラードン・カイオーガ等が登場している。 「DX」の発売前は本作は発売されていなかったし、「X」の発表時には「ダイヤモンド・パール」が発売されたため、本作が初出のポケモンをファイターにするのが難しかったと思われる。 「X」の次回作でも「ブラック・ホワイト」が初出のポケモンがファイターになっていない。
https://w.atwiki.jp/yahiko/pages/14.html
通常版マスターコード(コードの最初に6等がつく専用のマスターコード) [ダイヤモンドN0用] 000030E5 4144414A 457D2B86 9257D876 1549EEDE 5A636AC5 157FBBF2 59451869 157FBBF6 55F71866 157FBBFA 55F81876 157FBBFE 55F82872 157FBBE2 55E7287E 157FBBE 157FBBEA 5147E768 157FBBEE B2747DFE [ダイヤモンドN5用] 0000475E 4144414A 08556DA3 DE4EC463 5861A8FB 167A76D0 5857FDD7 155C047C 5857FDD3 19EE0473 5857FDDF 19E10463 5857FDDB 19E13467 5857FDC7 19FE346B 5857FDC3 14CC047C 5857FDCF 1D5EFB7D 5857FDCB FE6D61EB [ダイヤモンドN6用] 0000E5E8 4144414A 8EABB50E B3357A85 DE9F7316 7B01C836 DEA9243A 7827BA9A DEA9243E 7495BA95 DEA92432 749ABA85 DEA92436 749A8A81 DEA9242A 74858A8D DEA9242E 79B7BA9A DEA92422 7025459B DEA92426 9316DC4D Ver版マスターコード(コードの最初にD、A等がつく専用のマスターコード) [ダイヤモンドN0用] 800030E5 4144414A F238F5F4 223FC000 [ダイヤモンドN5用] 8000475E 4144414A F238F5F4 223FC000 [ダイヤモンドN6用] 8000E5E8 4144414A F238F5F4 223FC000 Ver版2マスターコード(コードの最初にD、A等がつく専用のマスターコード) [ダイヤモンドN0用] 800030E5 4144414A F2380A90 023FC000 [ダイヤモンドN5用] 8000475E 4144414A F2380A90 023FC000 [ダイヤモンドN6用] 8000E5E8 4144414A F2380A90 023FC000 L+←or↓でかいふくの1個目を不思議なアメ999 63452A42 020001DF D57FBBD2 03E70032 B74526DE 20000000 L+←or↓でかいふくの1個目をポイントマックス999 63452A42 020001DF D57FBBD2 03E70035 B74526DE 20000000 L+←or↓でかいふくの1個目をせいなるはい999 63452A42 020001DF D57FBBD2 03E7002C B74526DE 20000000 L+←or↓でかいふくの1個目をピーピーマックス999 63452A42 020001DF D57FBBD2 03E70029 B74526DE 20000000 L↑でどうぐ一つ目 ハートのうろこ999 63452A42 020001BF D57FBBD2 03E7005D B74523E2 20000000 詳しくは持ち物(詳)で。 マーキング→けっていで出会った年、月、日変更 A206DAB0 74C820XX A206DAB4 750820YY A206DAB8 754820ZZ X:年(16進数の変えて希望の年を入れる) Y:月(16進数に変えて希望の月を入れる) Z:日(16進数に変えて希望の日を入れる) (例) 2007 12 17の場合 A206DAB0 74C820「07」 A206DAB4 750820「0C」 A206DAB8 754820「11」 難しい場合はパソコンの電卓使いましょう。 野生ポケモン変更 63452A42 0F0002FF D57FBBD2 01ED0001 B74523E2 20000000 957FBBE6 EA000002 957FBBD6 E5932890 957FBBDA E1A02822 957FBBDE E59F101C 957FBBC2 E0833001 957FBBC6 E3A0000C 957FBBCA E5832000 957FBBCE E2833008 957FBBB2 E2500001 957FBBB6 1AFFFFFB 957FBBBA E8BD001F 957FBBBE E12FFF1E 957FBBA2 00024620 このコードを入力してからゲーム中にRボタンを押すと 道具の一番上にマスターボールが493個出ます。 そして自分がほしいポケモンのナンバーにマスターボールの数を合わせます。(マスターボールを捨てる) そして草むらを歩く。出てきたマスターボールは使っても消えませんのでマスターボール493個コードとしても使えます。 (SELECT)で金MAXコード 63452A42 020003FB D57FBBD2 000F423F B7452996 20000000 全ポケモン全技マシン使用可能 A206D25C 00D400D4 A206D260 00D400D4 A206D2F8 E0044D00 A206D2FC FFFFFFFF ボックス内のポケモンを選択してマーキング決定でなつき度MAX A206DAB0 733820FF 野生のポケモン必ず色違いで出現 A206EBA8 47004800 A206EBAC 023AA001 A23AA000 6800480D A23AA004 490B6840 A23AA008 88011808 A23AA00C 9C0D8842 A23AA010 40510C24 A23AA014 20074061 A23AA018 04244041 A23AA01C 940D430C A23AA020 21001C28 A23AA024 F4C3AA0D A23AA028 4801FF4F A23AA02C 46C04700 A23AA030 0206EBB1 A23AA034 000002E0 A23AA038 021C6588 使えるかは不明。 ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」で色違いに変更 A206DAB0 47004800 A206DAB4 023A9011 A23A9010 88049800 A23A9014 88BE8845 A23A9018 407788FF A23A901C 0A24407C A23A9020 407D70C4 A23A9024 407D2707 A23A9028 B0137005 A23A902C 46C0BDF0 使えるが性格、性別が変わる。 性別にこだわる場合はセーブして何回も繰り返してください。 ※必ずボックス内で使うこと。手持ちで使った場合、 毒状態になり、ありもしないボールカプセルがつくので、ボックスに預けられなくなります。 育てやに預けると直るらしいですが。。。 ボックス1の1番左上に預けたポケモンの個体値マックス A20CC5AC EA0B72D2 A23A90FC E1C100B0 A23A9100 E92D0FFF A23A9104 E59F0020 A23A9108 E5900000 A23A910C E1D010B6 A23A9110 E59F2018 A23A9114 E1520001 A23A9118 0A000001 A23A911C E8BD0FFF A23A9120 E12FFF1E A23A9124 E5904004 A23A9128 EA000034 A23A912C 021C6588 A23A9130 00000227 A23A93F8 E8BD0FFF A23A93FC E12FFF1E A23A9214 E59FA1D4 A23A9218 E1A0B00A A23A921C E59F01BC A23A9220 E0845000 A23A9224 E2856008 A23A9228 E2857088 A23A922C E1D530B6 A23A9230 E59F01AC A23A9234 E59F11AC A23A9238 E59F21AC A23A923C E0231093 A23A9240 E0028823 A23A9244 E0D690B2 A23A9248 E0299008 A23A924C E0CB90B2 A23A9250 E1570006 A23A9254 1AFFFFF8 A23A93E0 0000C370 A23A93E4 41C64E6D A23A93E8 00006073 A23A93EC 0000FFFF A23A93F0 023A9180 A23A9258 E3A03000 A23A925C E1A0B00A A23A9260 E28A8080 A23A9264 E0DB90B2 A23A9268 E0833009 A23A926C E158000B A23A9270 1AFFFFFB A23A9274 E0036002 A23A9278 E1D530B6 A23A927C E1530006 A23A9280 1A00005C A23A9284 E5953000 A23A9288 E3A0601F A23A928C E3A0800D A23A9290 E0066833 A23A9320 60402020 A23A9324 00006040 A23A932C 20206040 A23A9330 60404060 A23A9334 40602020 A23A9338 60402020 A23A933C 00006040 A23A9294 E59F3140 A23A9298 E7D38006 A23A929C E08A6008 A23A92A0 E59F3130 A23A92A4 E5863010 A23A93D8 3FFFFFFF A23A93DC 023A9320 A23A92B8 E3A03000 A23A92BC E1A0B00A A23A92C0 E28A8080 A23A92C4 E0DB90B2 A23A92C8 E0833009 A23A92CC E158000B A23A92D0 1AFFFFFB A23A92D4 E1C530B6 A23A92D8 E0033002 A23A92DC E2856008 A23A92E0 E0231093 A23A92E4 E0028823 A23A92E8 E0DA90B2 A23A92EC E0299008 A23A92F0 E0C690B2 A23A92F4 E1570006 A23A92F8 1AFFFFF8 A23A92FC EA00003D ボックス1左上のポケモン性格変更 A20CC5AC EA0B72D2 A23A90FC E1C100B0 A23A9100 E92D0FFF A23A9104 E59F0020 A23A9108 E5900000 A23A910C E1D010B6 A23A9110 E59F2018 A23A9114 E1520001 A23A9118 0A000001 A23A911C E8BD0FFF A23A9120 E12FFF1E A23A9124 E5904004 A23A9128 EA000034 A23A912C 021C6588 A23A9130 00000227 A23A9200 E59F0018 A23A9204 E7943000 A23A9208 E2033A3E A23A920C E1833523 A23A9214 E7843000 A23A9218 E8BD0FFF A23A921C E12FFF1E A23A9220 0000C370 A23A9210 E28330XX XXの値 00:がんばりや 01:さみしがり 02:ゆうかん 03:いじっぱり 04:やんちゃ 05:ずぶとい 06:すなお 07:のんき 08:わんぱく 09:のうてんき 0A:おくびょう 0B:せっかち 0C:まじめ 0D:ようき 0E:むじゃき 0F:ひかえめ 10:おっとり 11:れいせい 12:てれや 13:うっかりや 14:おだやか 15:おとなしい 16:なまいき 17:しんちょう 18:きまぐれ [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でポケモンの種類変更] A206DAB0 707820YY A206DAB4 703820XX 「マーキング→けってい」で技1列目変更」 A206DAB0 706820YY A206DAB4 702820XX 「マーキング→けってい」で技2列目変更」 A206DAB0 70E820YY A206DAB0 70A820xx 「マーキング→けってい」で技3列目変更」 A206DAB0 716820YY A206DAB0 712820xx 「マーキング→けってい」で技4列目変更」 A206DAB0 71E820YY A206DAB0 71A820xx [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でもちもの変更] A206DAB0 70F820YY A206DAB4 70B820XX [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でID変更] A206DAB0 717820YY A206DAB4 713820XX [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でかっこよさMAX] A206DAB0 75B820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でうつくしさMAX] A206DAB0 75F820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でかわいさMAX] A206DAB0 763820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でかしこさMAX] A206DAB0 767820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でたくましさMAX] A206DAB0 76B820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でけづやMAX] A206DAB0 76F820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でであったばしょ変更] A206DAB0 760820XX [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でたまごになる] A206DAB0 74E820FF [ボックス内のポケモンを選択して「マーキング→けってい」でたまご強制孵化] A206DAB0 74E82000 [L+R]ボタンでミカルゲ出現可能(みたまのとう) D4000130 04400300 62108818 00000001 000010C4 00000000 62108818 00000023 0000102C 00000000 [L+R]ボタンでスプレーの効果残り255歩 D4000130 02400300 62108818 000000FF 000075F4 00000000 [L+R]ボタンでトラップ全種所持 D4000130 12400300 62108818 04030201 000044C4 20000000 62108818 08070605 000044C8 20000000 62108818 0C0B0A09 000044CC 20000000 62108818 100F0E0D 000044D0 20000000 62108818 14131211 000044D4 20000000 62108818 18171615 000044D8 20000000 62108818 1C1B1A19 000044DC 20000000 62108818 201F1E1D 000044E0 20000000 62108818 00000021 000044E4 00000000 [L+R]ボタンでとった旗の数999 D4000130 02400300 62108818 000003E7 00003C74 10000000 [L+R]ボタンでパソコン内グッズ全種 D4000130 40400300 62108818 0A080907 000043FC 20000000 62108818 0E0D0C0B 00004400 20000000 62108818 1211100F 00004404 20000000 62108818 16151413 00004408 20000000 62108818 1A191817 0000440C 20000000 62108818 1E1D1C1B 00004410 20000000 62108818 2221201F 00004414 20000000 62108818 26252423 00004418 20000000 62108818 2A292827 0000441C 20000000 62108818 2E2D2C2B 00004420 20000000 62108818 3231302F 00004424 20000000 62108818 36353433 00004428 20000000 62108818 3A393837 0000442C 20000000 62108818 3E3D3C3B 00004430 20000000 62108818 4241403F 00004434 20000000 62108818 46454443 00004438 20000000 62108818 4A494847 0000443C 20000000 62108818 4E4D4C4B 00004440 20000000 62108818 5251504F 00004444 20000000 62108818 56555453 00004448 20000000 62108818 5A595857 0000444C 20000000 62108818 5E5D5C5B 00004450 20000000 62108818 6261605F 00004454 20000000 62108818 66656463 00004458 20000000 62108818 6A696867 0000445C 20000000 62108818 6E6D6C6B 00004460 20000000 62108818 7271706F 00004464 20000000 62108818 76757473 00004468 20000000 62108818 7A797877 0000446C 20000000 62108818 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20000000 62108818 0B0A0908 00004DEC 20000000 62108818 0F0E0D0C 00004DF0 20000000 62108818 00001110 00004DF4 10000000 [L+R]ボタンでアクセサリ全部 D4000130 16400300 62108818 99999999 00004DBC 20000000 62108818 99999999 00004DC0 20000000 62108818 99999999 00004DC4 20000000 62108818 99999999 00004DC8 20000000 62108818 99999999 00004DCC 20000000 62108818 99999999 00004DD0 20000000 62108818 99999999 00004DD4 20000000 62108818 00009999 00004DD8 10000000 62108818 00000009 00004DDA 00000000 62108818 FFFFFFFF 00004DDC 20000000 62108818 0000007F 00004DE0 00000000 [L+R]ボタンでボックス壁紙全種 D4000130 02400300 62108818 000000FF 0001E4DA 00000000 [L+R]ボタンで「ふしぎなおくりもの」カード1枚目おすそわけ制限解除 D4000130 02400300 62108818 0000000C 0000B37D 00000000 [L+R]ボタンで「ふしぎなおくりもの」カード1枚目おすそわけ何回でもできる D4000130 02400300 62108818 000000FF 0000B578 00000000 [L+R]ボタンで「ふしぎなおくりもの」カード2枚目おすそわけ制限解除 D4000130 02400300 62108818 0000000C 0000B6D5 00000000 [L+R]ボタンで「ふしぎなおくりもの」カード2枚目おすそわけ何回でもできる D4000130 02400300 62108818 000000FF 0000B8D0 00000000 [L+R]ボタンで「ふしぎなおくりもの」カード3枚目おすそわけ制限解除 D4000130 02400300 62108818 0000000C 0000BA2D 00000000 [L+R]ボタンで「ふしぎなおくりもの」カード3枚目おすそわけ何回でもできる D4000130 02400300 62108818 000000FF 0000BC28 00000000 戦闘時自分のポケモン1匹目HP999/999 D21088C6 04300200 62108818 000003E7 000485CC 10000000 62108818 000003E7 000485D0 10000000 戦闘時自分のポケモン2匹目HP999/999(ダブルバトル時) D21088C6 04300200 62108818 000003E7 0004874C 10000000 62108818 000003E7 00048750 10000000 戦闘時[R+↑]ボタンでで相手のポケモン1匹目残りHP1 D4000130 02400140 62108818 00000001 0004868C 10000000 戦闘時[R+↓]ボタンでで相手のポケモン2匹目残りHP1 (ダブルバトル時) D4000130 02400180 62108818 00000001 0004880C 10000000 戦闘時自分のポケモン1匹目技PPすべて99 D21088C6 02300200 62108818 63636363 000485AC 20000000 戦闘時自分のポケモン2匹目技PPすべて99(ダブルバトル時) D21088C6 02300200 62108818 63636363 0004872C 20000000 戦闘時相手のポケモン1匹目技PPすべて0 D21088C6 02300200 62108818 00000000 0004866C 20000000 戦闘時相手のポケモン2匹目技PPすべて0(ダブルバトル時) D21088C6 02300200 62108818 00000000 000487EC 20000000 [R+→]ボタンで戦闘後獲得経験値たくさん D4000130 02400110 62108818 00007FFF 000458DC 10000000 サファリゾーン[L+↑]ボタンでボールの数99 D4000130 02400240 62108818 00000063 000014E4 00000000 サファリゾーン[L+↓]ボタンで残り歩数最大 D4000130 02400280 62108818 00000000 000014E2 10000000 [R+←]ボタンでバトルサーチャー充電完了 D4000130 02400120 62108818 00000064 00001016 00000000 [L+R]ボタンで必ず育て屋でたまごもらえる D4000130 02400300 62108818 15963278 00001808 20000000 たまご高速孵化 D210882C 02000000 62108818 000000FE 0000180C 00000000 [R]ボタンを押しながら草むらを歩くと野生ポケモン出現しない D4000130 02400100 62108818 00000000 000245C0 10000000 [L]ボタンを押しながら草むらを1歩歩くと野生ポケモン出現 D4000130 02400200 62108818 000000FF 000245C0 10000000 [L+→]ボタンでコンテスト「えんぎしんさ」1回で終了 D4000130 02400210 62108818 00000003 00042C1C 00000000 [L+←]ボタンでコンテスト「えんぎしんさ」得点たくさん D4000130 06400220 62108818 000003E7 00042C2E 10000000 62108818 00000000 00042C30 20000000 62108818 00000000 00042C34 10000000 [L+R]ボタンで育て屋に預けたポケモン1匹目Lv100 D4000130 02400300 62108818 0098967F 00001718 20000000 [L+R]ボタンで育て屋に預けたポケモン2匹目Lv100 D4000130 02400300 62108818 0098967F 00001804 20000000 [SELECT]ボタンで育て屋料金0円 D4000130 02400004 62108818 00000000 00029588 10000000 戦闘時どのボールを投げてもマスターボールになる D21088C6 02300200 62108818 00000001 00045968 00000000 スロット[R]ボタンでコイン入れなくてもリールスタート可能 D4000130 02400100 62108818 00000002 00042A14 00000000 [野生のポケモンのレベル変更] D4000130 02400200 62108818 000000XX 000245C7 20000000 L発動 XX:希望のレベルの16進数 [野生のポケモンの種類変更] D4000130 02400200 62108818 0000XXXX 000245CB 20000000 L発動 XXXX:希望のポケモンNo.の16進数 [野生のポケモン変更] D4000130 04400300 62108818 000000XX 000245C7 20000000 62108818 0000YYYY 000245CB 20000000 L+R発動 XX:希望のレベルの16進数 YYYY:希望のポケモンNo.の16進数 N6の場合 [L+R]ボタンでミカルゲ出現可能(みたまのとう) D4000130 04400300 62108958 00000001 000010C4 00000000 62108958 00000023 0000102C 00000000 [L+R]ボタンでスプレーの効果残り255歩 D4000130 02400300 62108958 000000FF 000075F4 00000000 [L+R]ボタンでトラップ全種所持 D4000130 12400300 62108958 04030201 000044C4 20000000 62108958 08070605 000044C8 20000000 62108958 0C0B0A09 000044CC 20000000 62108958 100F0E0D 000044D0 20000000 62108958 14131211 000044D4 20000000 62108958 18171615 000044D8 20000000 62108958 1C1B1A19 000044DC 20000000 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戦闘時相手のポケモン1匹目技PPすべて0 D2108A04 02300200 62108958 00000000 0004866C 20000000 戦闘時相手のポケモン2匹目技PPすべて0(ダブルバトル時) D2108A04 02300200 62108958 00000000 000487EC 20000000 [R+→]ボタンで戦闘後獲得経験値たくさん D4000130 02400110 62108958 00007FFF 000458DC 10000000 サファリゾーン[L+↑]ボタンでボールの数99 D4000130 02400240 62108958 00000063 000014E4 00000000 サファリゾーン[L+↓]ボタンで残り歩数最大 D4000130 02400280 62108958 00000000 000014E2 10000000 [R+←]ボタンでバトルサーチャー充電完了 D4000130 02400120 62108958 00000064 00001016 00000000 [L+R]ボタンで必ず育て屋でたまごもらえる D4000130 02400300 62108958 15963287 00001808 20000000 たまご高速孵化 D210896C 02000000 62108958 000000FE 0000180C 00000000 [R]ボタンを押しながら草むらを歩くと野生ポケモン出現しない D4000130 02400100 62108958 00000000 000245C0 10000000 [L]ボタンを押しながら草むらを1歩歩くと野生ポケモン出現 D4000130 02400200 62108958 000000FF 000245C0 10000000 [L+→]ボタンでコンテスト「えんぎしんさ」1回で終了 D4000130 02400210 62108958 00000003 00042C1C 00000000 [L+←]ボタンでコンテスト「えんぎしんさ」得点たくさん D4000130 06400220 62108958 000003E7 00042C2E 10000000 62108958 00000000 00042C30 20000000 62108958 00000000 00042C34 10000000 [L+R]ボタンで育て屋に預けたポケモン1匹目Lv100 D4000130 02400300 62108958 0098967F 00001718 20000000 [L+R]ボタンで育て屋に預けたポケモン2匹目Lv100 D4000130 02400300 62108958 0098967F 00001804 20000000 [SELECT]ボタンで育て屋料金0円 D4000130 02400004 62108958 00000000 00029588 10000000 戦闘時どのボールを投げてもマスターボールになる D21088C6 02300200 62108958 00000001 00045968 00000000 スロット[R]ボタンでコイン入れなくてもリールスタート可能 D4000130 02400100 62108958 00000002 00042A14 00000000 [野生のポケモンのレベル変更] D4000130 02400200 62108958 000000XX 000245C7 20000000 L発動 XX:希望のレベルの16進数 [野生のポケモンの種類変更] D4000130 02400200 62108958 0000XXXX 000245CB 20000000 L発動 XXXX:希望のポケモンNo.の16進数 [野生のポケモン変更] D4000130 04400300 62108958 000000XX 000245C7 20000000 62108818 0000YYYY 000245CB 20000000 L+R発動 XX:希望のレベルの16進数 YYYY:希望のポケモンNo.の16進数 全部動作確認 あったばしょ以外XXの値はhttp //pokeanalyze.half-moon.org/このサイトで探してね。 62108818→62108958でN6使用可能になります
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/111.html
(※この項目には、「ポケットモンスター(ゲーム)」のアイテムも含まれます) 【きんのたま】 神楽に支給。 ”おじさんの きんのたま だからね!” 普通の純金製の丸い玉。ポケモンの世界では5000円で売ることができるが、 もちろんここでは意味のないただの玉である。 鈍器くらいには使えるか。 【モンスターボール(ウツドン)】 翠星石に支給された。 ウツドンが入ったモンスターボール。このロワではポケモンは感情を持たず、 ただ主人の後をついて命令をきくだけの言わばモンスター型ファンネル。むしろピクミン? 耐久は微妙。 一度モンスターボールに戻すと、次にボールから出した人間を言うことを聞くようになっている。 ちなみに使える技は以下の通り。 はっぱカッター:葉っぱ状のエネルギー体みたいのを数発飛ばす。切れ味は鋭い。射程距離は5mほど。PP(使用回数)(8/10) つるのムチ:頭のつるを伸ばしてムチようにして攻撃する。それなりに痛い。1mは伸びるらしい。命令次第では縛ることも出来る。PP(15/15) どくのこな:口から毒の成分をもつ粉を飛ばす。吸うとまずいことになる。PP(2/2) どろぼう:つるを素早く動かし、所持品を奪う。ウツドン自体の機動力から性能は微妙なとこ。PP(5/5) ちなみに、レッドがウツドンにちょっとばかり因縁があったりする。 (参考:ポケットモンスターSPECIAL 2巻) 【ポケモン図鑑@ポケットモンスター】 太刀川ミミに支給された。 ポケモンの情報を読み取る機能のある図鑑。 このロワだと、意志ある支給品の情報を読み取ることができる(ポケモン含む)。 また、半径5m以内で相手を認識さえしていれば大まかな体力が確認できる。 パソコンなどに接続可能らしいが……?
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/8196.html
基本情報 あらすじ キャラクター 声優 内容 コメント 基本情報 ディアルガ パルキア!時空大異変!! 脚本 米村正二 絵コンテ 齋藤徳明 演出 牧野吉高 作画監督 倉員千晶稲手遥香阿見圭之介 初回放送 2021/12/03 オープニング 1・2・3 エンディング バツグンタイプ 前回 トライアルミッション!深海潜水調査団!! 次回 ディアルガ パルキア!時空大決戦!! あらすじ キャラクター 【サトシ】 【ピカチュウ】 【ルカリオ】 【ゴウ】 【インテレオン】 【サルノリ】 【コハル(ポケットモンスター2019)】 【イーブイ】 【ヒカリ】 【ポッチャマ】 【ミミロル】 【パチリス】 【マンムー】 【マグマラシ】 【トゲキッス】 【サクラギ博士】 【ワンパチ】 【キクナ】? 【レンジ】? 【ムサシ】 【ソーナンス】 【コジロウ】 【ニャース】 【シロナ】 【ガブリアス】 【ジャラランガ】 並行世界のサトシ 並行世界のヒカリ 並行世界のムサシ ソーナンス 並行世界のコジロウ 並行世界のニャース 【ディアルガ】 【パルキア】 回想・イメージのみ 【ハルヒ】 並行世界の【ナナカマド博士】 並行世界のヒカリのポッチャマ 並行世界のヒカリのマンムー→【イノムー】 並行世界のヒカリのマグマラシ→【ヒノアラシ】 声優 担当キャラ 名前 サトシ 松本梨香 ゴウ 山下大輝 ピカチュウ 大谷育江 コハル 花澤香菜 サクラギ博士 中村悠一 ムサシ 林原めぐみ コジロウ 三木眞一郎 ニャース 犬山イヌコ ソーナンス うえだゆうじ ポッチャマ 小桜エツコ ルカリオ 浪川大輔 イーブイ 真堂圭 サルノリ 武田華 インテレオン 坂田将吾 ヒカリ 豊口めぐみ シロナ 櫻井智 ジュンサー 清水理沙 キクナ 千本木彩花 レンジ 観世智顕 ナレーション 堀内賢雄 内容 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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【ポケモンリスト】 ### $$$ ポケモン名 1 001 フシギダネ 2 002 フシギソウ 3 003 フシギバナ 4 004 ヒトカゲ 5 005 リザード 6 006 リザードン 7 007 ゼニガメ 8 008 カメール 9 009 カメックス 10 00A キャタピー 11 00B トランセル 12 00C バタフリー 13 00D ビードル 14 00E コクーン 15 00F スピアー 16 010 ポッポ 17 011 ピジョン 18 012 ピジョット 19 013 コラッタ 20 014 ラッタ 21 015 オニスズメ 22 016 オニドリル 23 017 アーボ 24 018 アーボック 25 019 ピカチュウ 26 01A ライチュウ 27 01B サンド 28 01C サンドパン 29 01D ニドラン♀ 30 01E ニドリーナ 31 01F ニドクイン 32 020 ニドラン♂ 33 021 ニドリーノ 34 022 ニドキング 35 023 ピッピ 36 024 ピクシー 37 025 ロコン 38 026 キュウコン 39 027 プリン 40 028 プクリン 41 029 ズバット 42 02A ゴルバット 43 02B ナゾノクサ 44 02C クサイハナ 45 02D ラフレシア 46 02E パラス 47 02F パラセクト 48 030 コンパン 49 031 モルフォン 50 032 ディグダ 51 033 ダグトリオ 52 034 ニャース 53 035 ペルシアン 54 036 コダック 55 037 ゴルダック 56 038 マンキー 57 039 オコリザル 58 03A ガーディ 59 03B ウインディ 60 03C ニョロモ 61 03D ニョロゾ 62 03E ニョロボン 63 03F ケーシィ 64 040 ユンゲラー 65 041 フーディン 66 042 ワンリキー 67 043 ゴーリキー 68 044 カイリキー 69 045 マダツボミ 70 046 ウツドン 71 047 ウツボット 72 048 メノクラゲ 73 049 ドククラゲ 74 04A イシツブテ 75 04B ゴローン 76 04C ゴローニャ 77 04D ポニータ 78 04E ギャロップ 79 04F ヤドン 80 050 ヤドラン 81 051 コイル 82 052 レアコイル 83 053 カモネギ 84 054 ドードー 85 055 ドードリオ 86 056 パウワウ 87 057 ジュゴン 88 058 ベトベター 89 059 ベトベトン 90 05A シェルダー 91 05B パルシェン 92 05C ゴース 93 05D ゴースト 94 05E ゲンガー 95 05F イワーク 96 060 スリープ 97 061 スリーパー 98 062 クラブ 99 063 キングラー 100 064 ビリリダマ 101 065 マルマイン 102 066 タマタマ 103 067 ナッシー 104 068 カラカラ 105 069 ガラガラ 106 06A サワムラー 107 06B エビワラー 108 06C ベロリンガ 109 06D ドガース 110 06E マタドガス 111 06F サイホーン 112 070 サイドン 113 071 ラッキー 114 072 モンジャラ 115 073 ガルーラ 116 074 タッツー 117 075 シードラ 118 076 トサキント 119 077 アズマオウ 120 078 ヒトデマン 121 079 スターミー 122 07A バリヤード 123 07B ストライク 124 07C ルージュラ 125 07D エレブー 126 07E ブーバー 127 07F カイロス 128 080 ケンタロス 129 081 コイキング 130 082 ギャラドス 131 083 ラプラス 132 084 メタモン 133 085 イーブイ 134 086 シャワーズ 135 087 サンダース 136 088 ブースター 137 089 ポリゴン 138 08A オムナイト 139 08B オムスター 140 08C カブト 141 08D カブトプス 142 08E プテラ 143 08F カビゴン 144 090 フリーザー 145 091 サンダー 146 092 ファイヤー 147 093 ミニリュウ 148 094 ハクリュー 149 095 カイリュー 150 096 ミュウツー 151 097 ミュウ 152 098 チコリータ 153 099 ベイリーフ 154 09A メガニウム 155 09B ヒノアラシ 156 09C マグマラシ 157 09D バクフーン 158 09E ワニノコ 159 09F アリゲイツ 160 0A0 オーダイル 161 0A1 オタチ 162 0A2 オオタチ 163 0A3 ホーホー 164 0A4 ヨルノズク 165 0A5 レディバ 166 0A6 レディアン 167 0A7 イトマル 168 0A8 アリアドス 169 0A9 クロバット 170 0AA チョンチー 171 0AB ランターン 172 0AC ピチュー 173 0AD ピィ 174 0AE ププリン 175 0AF トゲピー 176 0B0 トゲチック 177 0B1 ネイティ 178 0B2 ネイティオ 179 0B3 メリープ 180 0B4 モココ 181 0B5 デンリュウ 182 0B6 キレイハナ 183 0B7 マリル 184 0B8 マリルリ 185 0B9 ウソッキー 186 0BA ニョロトノ 187 0BB ハネッコ 188 0BC ポポッコ 189 0BD ワタッコ 190 0BE エイパム 191 0BF ヒマナッツ 192 0C0 キマワリ 193 0C1 ヤンヤンマ 194 0C2 ウパー 195 0C3 ヌオー 196 0C4 エーフィ 197 0C5 ブラッキー 198 0C6 ヤミカラス 199 0C7 ヤドキング 200 0C8 ムウマ 201 0C9 アンノーン 202 0CA ソーナンス 203 0CB キリンリキ 204 0CC クヌギダマ 205 0CD フォレトス 206 0CE ノコッチ 207 0CF グライガー 208 0D0 ハガネール 209 0D1 ブルー 210 0D2 グランブル 211 0D3 ハリーセン 212 0D4 ハッサム 213 0D5 ツボツボ 214 0D6 ヘラクロス 215 0D7 ニューラ 216 0D8 ヒメグマ 217 0D9 リングマ 218 0DA マグマッグ 219 0DB マグカルゴ 220 0DC ウリムー 221 0DD イノムー 222 0DE サニーゴ 223 0DF テッポウオ 224 0E0 オクタン 225 0E1 デリバード 226 0E2 マンタイン 227 0E3 エアームド 228 0E4 デルビル 229 0E5 ヘルガー 230 0E6 キングドラ 231 0E7 ゴマゾウ 232 0E8 ドンファン 233 0E9 ポリゴン2 234 0EA オドシシ 235 0EB ドーブル 236 0EC バルキー 237 0ED カポエラー 238 0EE ムチュール 239 0EF エレキッド 240 0F0 ブビィ 241 0F1 ミルタンク 242 0F2 ハピナス 243 0F3 ライコウ 244 0F4 エンテイ 245 0F5 スイクン 246 0F6 ヨーギラス 247 0F7 サナギラス 248 0F8 バンギラス 249 0F9 ルギア 250 0FA ホウオウ 251 0FB セレビィ 252 0FC キモリ 253 0FD ジュプトル 254 0FE ジュカイン 255 0FF アチャモ 256 100 ワカシャモ 257 101 バシャーモ 258 102 ミズゴロウ 259 103 ヌマクロー 260 104 ラグラージ 261 105 ポチエナ 262 106 グラエナ 263 107 ジグザグマ 264 108 マッスグマ 265 109 ケムッソ 266 10A カラサリス 267 10B アゲハント 268 10C マユルド 269 10D ドクケイル 270 10E ハスボー 271 10F ハスブレロ 272 110 ルンパッパ 273 111 タネボー 274 112 コノハナ 275 113 ダーテング 276 114 スバメ 277 115 オオスバメ 278 116 キャモメ 279 117 ペリッパー 280 118 ラルトス 281 119 キルリア 282 11A サーナイト 283 11B アメタマ 284 11C アメモース 285 11D キノココ 286 11E キノガッサ 287 11F ナマケロ 288 120 ヤルキモノ 289 121 ケッキング 290 122 ツチニン 291 123 テッカニン 292 124 ヌケニン 293 125 ゴニョニョ 294 126 ドゴーム 295 127 バクオング 296 128 マクノシタ 297 129 ハリテヤマ 298 12A ルリリ 299 12B ノズパス 300 12C エネコ 301 12D エネコロロ 302 12E ヤミラミ 303 12F クチート 304 130 ココドラ 305 131 コドラ 306 132 ボスゴドラ 307 133 アサナン 308 134 チャーレム 309 135 ラクライ 310 136 ライボルト 311 137 プラスル 312 138 マイナン 313 139 バルビート 314 13A イルミーゼ 315 13B ロゼリア 316 13C ゴクリン 317 13D マルノーム 318 13E キバニア 319 13F サメハダー 320 140 ホエルコ 321 141 ホエルオー 322 142 ドンメル 323 143 バクーダ 324 144 コータス 325 145 バネブー 326 146 ブーピッグ 327 147 パッチール 328 148 ナックラー 329 149 ビブラーバ 330 14A フライゴン 331 14B サボネア 332 14C ノクタス 333 14D チルット 334 14E チルタリス 335 14F ザングース 336 150 ハブネーク 337 151 ルナトーン 338 152 ソルロック 339 153 ドジョッチ 340 154 ナマズン 341 155 ヘイガニ 342 156 シザリガー 343 157 ヤジロン 344 158 ネンドール 345 159 リリーラ 346 15A ユレイドル 347 15B アノプス 348 15C アーマルド 349 15D ヒンバス 350 15E ミロカロス 351 15F ポワルン 352 160 カクレオン 353 161 カゲボウズ 354 162 ジュペッタ 355 163 ヨマワル 356 164 サマヨール 357 165 トロピウス 358 166 チリーン 359 167 アブソル 360 168 ソーナノ 361 169 ユキワラシ 362 16A オニゴーリ 363 16B タマザラシ 364 16C トドグラー 365 16D トドゼルガ 366 16E パールル 367 16F ハンテール 368 170 サクラビス 369 171 ジーランス 370 172 ラブカス 371 173 タツベイ 372 174 コモルー 373 175 ボーマンダ 374 176 ダンバル 375 177 メタング 376 178 メタグロス 377 179 レジロック 378 17A レジアイス 379 17B レジスチル 380 17C ラティアス 381 17D ラティオス 382 17E カイオーガ 383 17F グラードン 384 180 レックウザ 385 181 ジラーチ 386 182 デオキシス 387 183 ナエトル 388 184 ハヤシガメ 389 185 ドダイトス 390 186 ヒコザル 391 187 モウカザル 392 188 ゴウカザル 393 189 ポッチャマ 394 18A ポッタイシ 395 18B エンペルト 396 18C ムックル 397 18D ムクバード 398 18E ムクホーク 399 18F ビッパ 400 190 ビーダル 401 191 コロボーシ 402 192 コロトック 403 193 コリンク 404 194 ルクシオ 405 195 レントラー 406 196 スボミー 407 197 ロズレイド 408 198 ズガイドス 409 199 ラムパルド 410 19A タテトプス 411 19B トリデプス 412 19C ミノムッチ 413 19D ミノマダム 414 19E ガーメイル 415 19F ミツハニー 416 1A0 ビークイン 417 1A1 パチリス 418 1A2 ブイゼル 419 1A3 フローゼル 420 1A4 チェリンボ 421 1A5 チェリム 422 1A6 カラナクシ 423 1A7 トリトドン 424 1A8 エテボーズ 425 1A9 フワンテ 426 1AA フワライド 427 1AB ミミロル 428 1AC ミミロップ 429 1AD ムウマージ 430 1AE ドンカラス 431 1AF ニャルマー 432 1B0 プニャット 433 1B1 リーシャン 434 1B2 スカンプー 435 1B3 スカタンク 436 1B4 ドーミラー 437 1B5 ドータクン 438 1B6 ウソハチ 439 1B7 マネネ 440 1B8 ピンプク 441 1B9 ペラップ 442 1BA ミカルゲ 443 1BB フカマル 444 1BC ガバイト 445 1BD ガブリアス 446 1BE ゴンベ 447 1BF リオル 448 1C0 ルカリオ 449 1C1 ヒポポタス 450 1C2 カバルドン 451 1C3 スコルピ 452 1C4 ドラピオン 453 1C5 グレッグル 454 1C6 ドクロッグ 455 1C7 マスキッパ 456 1C8 ケイコウオ 457 1C9 ネオラント 458 1CA タマンタ 459 1CB ユキカブリ 460 1CC ユキノオー 461 1CD マニューラ 462 1CE ジバコイル 463 1CF ベロベルト 464 1D0 ドサイドン 465 1D1 モジャンボ 466 1D2 エレキブル 467 1D3 ブーバーン 468 1D4 トゲキッス 469 1D5 メガヤンマ 470 1D6 リーフィア 471 1D7 グレイシア 472 1D8 グライオン 473 1D9 マンムー 474 1DA ポリゴンZ 475 1DB エルレイド 476 1DC ダイノーズ 477 1DD ヨノワール 478 1DE ユキメノコ 479 1DF ロトム 480 1E0 ユクシー 481 1E1 エムリット 482 1E2 アグノム 483 1E3 ディアルガ 484 1E4 パルキア 485 1E5 ヒードラン 486 1E6 レジギガス 487 1E7 ギラティナ 488 1E8 クレセリア 489 1E9 フィオネ 490 1EA マナフィ 491 1EB ダークライ 492 1EC シェイミ 493 1ED アルセウス 【形状リスト】 (通常ポケモン) 00 ♂ 02 ♀ 04 性別なし (アンノーン形状) 04 A 0C B 14 C 1C D 24 E 2C F 34 G 3C H 44 I 4C J 54 K 5C L 64 M 6C N 74 O 7C P 84 Q 8C R 94 S 9C T A4 U AC V B4 W BC X C4 Y CC Z D4 ! DC ? (ミノムッチ ミノマダムの姿) 02 くさきのミノ 0A すなちのミノ 12 ゴミのミノ (カラナクシ トリトトドンの姿) 00 にしのうみ♂ 02 にしのうみ♀ 08 ひがしのうみ♂ 0A ひがしのうみ♀ (デオキシスのフォルム) 04 ノーマル 0C アタック 14 ディフェンス 1C スピード (ロトム) 04 ノーマル 0C ヒートロトム 14 ウォッシュロトム 1C フロストロトム 24 スピンロトム 2C カットロトム (ギラティナ) 04 アナザー 0C オリジン (シェイミ) 04 ランド 0C スカイ ※運命的な出会いの場合は上記数値に+1hしてください。 【とくせいリスト】 00 なし 01 あくしゅう 02 あめふらし 03 かそく 04 カブトアーマー 05 がんじょう 06 しめりけ 07 じゅうなん 08 すながくれ 09 せいでんき 0A ちくでん 0B ちょすい 0C どんかん 0D ノーてんき 0E ふくがん 0F ふみん 10 へんしょく 11 めんえき 12 もらいび 13 りんぷん 14 マイペース 15 きゅうばん 16 いかく 17 かげふみ 18 さめはだ 19 ふしぎなまもり 1A ふゆう 1B ほうし 1C シンクロ 1D クリアボディ 1E しぜんかいふく 1F ひらいしん 20 てんのめぐみ 21 すいすい 22 ようりょくそ 23 はっこう 24 トレース 25 ちからもち 26 どくのトゲ 27 せいしんりょく 28 マグマのよろい 29 みずのベール 2A じりょく 2B ぼうおん 2C あめうけざら 2D すなおこし 2E プレッシャー 2F あついしぼう 30 はやおき 31 ほのおのからだ 32 にげあし 33 するどいめ 34 かいりきバサミ 35 ものひろい 36 なまけ 37 はりきり 38 メロメロボディ 39 プラス 3A マイナス 3B てんきや 3C ねんちゃく 3D だっぴ 3E こんじょう 3F ふしぎなうろこ 40 ヘドロえき 41 しんりょく 42 もうか 43 げきりゅう 44 むしのしらせ 45 いしあたま 46 ひでり 47 ありじごく 48 やるき 49 しろいけむり 4A ヨガパワー 4B シェルアーマー 4C エアロック 4D ちどりあし 4E でんきエンジン 4F とうそうしん 50 ふくつのこころ 51 ゆきがくれ 52 くいしんぼう 53 いかりのつぼ 54 かるわざ 55 たいねつ 56 たんじゅん 57 かんそうはだ 58 ダウンロード 59 てつのこぶし 5A ポイズンヒール 5B てきおうりょく 5C スキルリンク 5D うるおいボディ 5E サンパワー 5F はやあし 60 ノーマルスキン 61 スナイパー 62 マジックガード 63 ノーガード 64 あとだし 65 テクニシャン 66 リーフガード 67 ぶきよう 68 かたやぶり 69 きょううん 6A ゆうばく 6B きけんよち 6C よちむ 6D てんねん 6E いろめがね 6F フィルター 70 スロースタート 71 きもったま 72 よびみず 73 アイスボディ 74 ハードロック 75 ゆきふらし 76 みつあつめ 77 おみとおし 78 すてみ 79 マルチタイプ 7A フラワーギフト 7B ナイトメア 【アイテムリスト】 (どうぐ) 044 くろいビードロ 045 しろいビードロ 046 あさせのしお 047 あさせのかいがら 048 あかいかけら 049 あおいかけら 04A きいろいかけら 04B みどりのかけら 04C シルバースプレー 04D ゴールドスプレー 04E あなぬけのヒモ 04F むしよけスプレー 050 たいようのいし 051 つきのいし 052 ほのおのいし 053 かみなりのいし 054 みずのいし 055 リーフのいし 056 ちいさなキノコ 057 おおきなキノコ 058 しんじゅ 059 おおきなしんじゅ 05A ほしのすな 05B ほしのかけら 05C きんのたま 05D ハートのウロコ 05E あまいミツ 05F すくすくこやし 060 じめじめこやし 061 ながながこやし 062 ねばねばこやし 063 ねっこのカセキ 064 ツメのカセキ 065 かいのカセキ 066 こうらのカセキ 067 ひみつのコハク 068 たてのカセキ 069 ずがいのカセキ 06A きちょうなホネ 06B ひかりのいし 06C やみのいし 06D めざめのいし 06E まんまるいし 06F かなめいし 070 はっきんだま 087 こんごうだま 088 しらたま 0D5 ひかりのこな 0D6 しろいハーブ 0D7 きょうせいギプス 0D8 がくしゅうそうち 0D9 せんせいのツメ 0DA やすらぎのすず 0DB メンタルハーブ 0DC こだわりハチマキ 0DD おうじゃのしるし 0DE ぎんのこな 0DF おまもりこばん 0E0 きよめのおふだ 0E1 こころのしずく 0E2 しんかいのキバ 0E3 しんかいのウロコ 0E4 けむりだま 0E5 かわらずのいし 0E6 きあいのハチマキ 0E7 しあわせタマゴ 0E8 ピントレンズ 0E9 メタルコート 0EA たべのこし 0EB りゅうのウロコ 0EC でんきだま 0ED やわらかいすな 0EE かたいいし 0EF きせきのタネ 0F0 くろいメガネ 0F1 くろおび 0F2 じしゃく 0F3 しんぴのしずく 0F4 するどいくちばし 0F5 どくバリ 0F6 とけないこおり 0F7 のろいのおふだ 0F8 まがったスプーン 0F9 もくたん 0FA りゅうのキバ 0FB シルクのスカーフ 0FC アップグレード 0FD かいがらのすず 0FE うしおのおこう 0FF のんきのおこう 100 ラッキーパンチ 101 メタルパウダー 102 ふといホネ 103 ながねぎ 104 あかいバンダナ 105 あおいバンダナ 106 ピンクのバンダナ 107 みどりのバンダナ 108 きいろのバンダナ 109 こうかくレンズ 10A ちからのハチマキ 10B ものしりメガネ 10C たつじんのおび 10D ひかりのねんど 10E いのちのたま 10F パワフルハーブ 110 どくどくだま 111 かえんだま 112 スピードパウダー 113 きあいのタスキ 114 フォーカスレンズ 115 メトロノーム 116 くろいてっきゅう 117 こうこうのしっぽ 118 あかいいと 119 くろいヘドロ 11A つめたいいわ 11B さらさらいわ 11C あついいわ 11D しめったいわ 11E ねばりのかぎづめ 11F こだわりスカーフ 120 くっつきバリ 121 パワーリスト 122 パワーベルト 123 パワーレンズ 124 パワーバンド 125 パワーアンクル 126 パワーウエイト 127 きれいなぬけがら 128 おおきなねっこ 129 こだわりメガネ 12A ひのたまプレート 12B しずくプレート 12C いかずちプレート 12D みどりのプレート 12E つららのプレート 12F こぶしのプレート 130 もうどくプレート 131 だいちのプレート 132 あおぞらプレート 133 ふしぎのプレート 134 たまむしプレート 135 がんせきプレート 136 もののけプレート 137 りゅうのプレート 138 こわもてプレート 139 こうてつプレート 13A あやしいおこう 13B がんせきおこう 13C まんぷくおこう 13D さざなみのおこう 13E おはなのおこう 13F こううんのおこう 140 きよめのおこう 141 プロテクター 142 エレキブースター 143 マグマブースター 144 あやしいパッチ 145 れいかいのぬの 146 するどいツメ 147 するどいキバ (かいふく) 011 キズぐすり 012 どくけし 013 やけどなおし 014 こおりなおし 015 ねむけざまし 016 まひなおし 017 かいふくのくすり 018 まんたんのくすり 019 すごいキズぐすり 01A いいキズぐすり 01B なんでもなおし 01C げんきのかけら 01D げんきのかたまり 01E おいしいみず 01F サイコソーダ 020 ミックスオレ 021 モーモーミルク 022 ちからのこな 023 ちからのねっこ 024 ばんのうごな 025 ふっかつそう 026 ピーピーエイド 027 ピーピーリカバー 028 ピーピーエイダー 029 ピーピーマックス 02A フエンせんべい 02B きのみジュース 02C せいなるはい 02D マックスアップ 02E タウリン 02F ブロムヘキシン 030 インドメタシン 031 リゾチウム 032 ふしぎなアメ 033 ポイントアップ 034 キトサン 035 ポイントマックス 036 もりのヨウカン 037 エフェクトガード 038 クリティカッター (ボール) 001 マスターボール 002 ハイパーボール 003 スーパーボール 004 モンスターボール 005 サファリボール 006 ネットボール 007 ダイブボール 008 ネストボール 009 リピートボール 00A タイマーボール 00B ゴージャスボール 00C プレミアボール 00D ダークボール 00E ヒールボール 00F クイックボール 010 プレシャスボール (わざマシン) 148 No.01 きあいパンチ 149 No.02 ドラゴンクロー 14A No.03 みずのはどう 14B No.04 めいそう 14C No.05 ほえる 14D No.06 どくどく 14E No.07 あられ 14F No.08 ビルドアップ 150 No.09 タネマシンガン 151 No.10 めざめるパワー 152 No.11 にほんばれ 153 No.12 ちょうはつ 154 No.13 れいとうビーム 155 No.14 ふぶき 156 No.15 はかいこうせん 157 No.16 ひかりのかべ 158 No.17 まもる 159 No.18 あまごい 15A No.19 ギガドレイン 15B No.20 しんぴのまもり 15C No.21 やつあたり 15D No.22 ソーラービーム 15E No.23 アイアンテール 15F No.24 10まんボルト 160 No.25 かみなり 161 No.26 じしん 162 No.27 おんがえし 163 No.28 あなをほる 164 No.29 サイコキネシス 165 No.30 シャドーボール 166 No.31 かわらわり 167 No.32 かげぶんしん 168 No.33 リフレクター 169 No.34 でんげきは 16A No.35 かえんほうしゃ 16B No.36 ヘドロばくだん 16C No.37 すなあらし 16D No.38 だいもんじ 16E No.39 がんせきふうじ 16F No.40 つばめがえし 170 No.41 いちゃもん 171 No.42 からげんき 172 No.43 ひみつのちから 173 No.44 ねむる 174 No.45 メロメロ 175 No.46 どろぼう 176 No.47 はがねのつばさ 177 No.48 スキルスワップ 178 No.49 よこどり 179 No.50 オーバーヒート 17A No.51 はねやすめ 17B No.52 きあいだま 17C No.53 エナジーボール 17D No.54 みねうち 17E No.55 しおみず 17F No.56 なげつける 180 No.57 チャージビーム 181 No.58 こらえる 182 No.59 りゅうのはどう 183 No.60 ドレインパンチ 184 No.61 おにび 185 No.62 ぎんいろのかぜ 186 No.63 さしおさえ 187 No.64 だいばくはつ 188 No.65 シャドークロー 189 No.66 しっぺがえし 18A No.67 リサイクル 18B No.68 ギガインパクト 18C No.69 ロックカット 18D No.70 フラッシュ 18E No.71 ストーンエッジ 18F No.72 ゆきなだれ 190 No.73 でんじは 191 No.74 ジャイロボール 192 No.75 つるぎのまい 193 No.76 ステルスロック 194 No.77 じこあんじ 195 No.78 ゆうわく 196 No.79 あくのはどう 197 No.80 いわなだれ 198 No.81 シザークロス 199 No.82 ねごと 19A No.83 しぜんのめぐみ 19B No.84 どくづき 19C No.85 ゆめくい 19D No.86 くさむすび 19E No.87 いばる 19F No.88 ついばむ 1A0 No.89 とんぼがえり 1A1 No.90 みがわり 1A2 No.91 ラスターカノン 1A3 No.92 トリックルーム 1A4 ひでん1 いあいぎり 1A5 ひでん2 そらをとぶ 1A6 ひでん3 なみのり 1A7 ひでん4 かいりき 1A8 ひでん5 きりばらい 1A9 ひでん6 いわくだき 1AA ひでん7 たきのぼり 1AB ひでん8 ロッククライム (きのみ) 095 クラボのみ 096 カゴのみ 097 モモンのみ 098 チーゴのみ 099 ナナシのみ 09A ヒメリのみ 09B オレンのみ 09C キーのみ 09D ラムのみ 09E オボンのみ 09F フィラのみ 0A0 ウィのみ 0A1 マゴのみ 0A2 バンジのみ 0A3 イアのみ 0A4 ズリのみ 0A5 ブリーのみ 0A6 ナナのみ 0A7 セシナのみ 0A8 パイルのみ 0A9 ザクロのみ 0AA ネコブのみ 0AB タポルのみ 0AC ロメのみ 0AD ウブのみ 0AE マトマのみ 0AF モコシのみ 0B0 ゴスのみ 0B1 ラブタのみ 0B2 ノメルのみ 0B3 ノワキのみ 0B4 シーヤのみ 0B5 カイスのみ 0B6 ドリのみ 0B7 ベリブのみ 0B8 オッカのみ 0B9 イトケのみ 0BA ソクノのみ 0BB リンドのみ 0BC ヤチェのみ 0BD ヨプのみ 0BE ビアーのみ 0BF シュカのみ 0C0 バコウのみ 0C1 ウタンのみ 0C2 タンガのみ 0C3 ヨロギのみ 0C4 カシブのみ 0C5 ハバンのみ 0C6 ナモのみ 0C7 リリバのみ 0C8 ホズのみ 0C9 チイラのみ 0CA リュガのみ 0CB カムラのみ 0CC ヤタピのみ 0CD ズアのみ 0CE サンのみ 0CF スターのみ 0D0 ナゾのみ 0D1 ミクルのみ 0D2 イバンのみ 0D3 ジャポのみ 0D4 レンブのみ (メール) 089 グラスメール 08A フレイムメール 08B ブルーメール 08C ブルームメール 08D トンネルメール 08E スチールメール 08F ラブラブメール 090 ブリザードメール 091 スペースメール 092 エアメール 093 モザイクメール 094 ブリックメール (せんとうよう) 039 プラスパワー 03A ディフェンダー 03B スピーダー 03C ヨクアタール 03D スペシャルアップ 03E スペシャルガード 03F ピッピにんぎょう 040 エネコのシッポ 041 あおいビードロ 042 きいろビードロ 043 あかいビードロ (たいせつなもの) 1AC たんけんセット 1AD たからぶくろ 1AE ルールブック 1AF ポケトレ 1B0 ポイントカード 1B1 ぼうけんノート 1B2 シールいれ 1B3 アクセサリーいれ 1B4 シールぶくろ 1B5 ともだちてちょう 1B6 はつでんしょキー 1B7 こだいのおまもり 1B8 ギンガだんのカギ 1B9 あかいくさり 1BA タウンマップ 1BB バトルサーチャー 1BC コインケース 1BD ボロのつりざお 1BE いいつりざお 1BF すごいつりざお 1C0 コダックじょうろ 1C1 ポフィンケース 1C2 じてんしゃ 1C3 ルームキー 1C4 オーキドのてがみ 1C5 みかづきのはね 1C6 メンバーズカード 1C7 てんかいのふえ 1C8 ふねのチケット 1C9 コンテストパス 1CA かざんのおきいし 1CB おとどけもの 1CC ひきかえけん1 1CD ひきかえけん2 1CE ひきかえけん3 1CF そうこのカギ 1D0 ひでんのくすり 1D1 バトルレコーダー 1D2 グラデシアのはな 1D3 ひみつのカギ 【ポフィンリスト】 00 からい 01 からしぶ 02 からあま 03 からにが 04 からすっぱ 05 しぶから 06 しぶい 07 しぶあま 08 しぶにが 09 しぶすっぱ 0A あまから 0B あましぶ 0C あまい 0D あまにが 0E あますっぱ 0F にがから 10 にがしぶ 11 にがあま 12 にがい 13 にがすっぱ 14 すっぱから 15 すっぱしぶ 16 すっぱあま 17 すっぱにが 18 すっぱい 19 こってり 1A くどい 1B まずい 1C まろやか 1D - 1E なし
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登録日:2014/10/25 Sun 12 48 49 更新日:2024/02/02 Fri 00 06 33NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 アニポケ アニメ ティラノサウルス プロット ポケットモンスター ポケモン 劇場版 劇場版ポケットモンスター 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI 化石 幻の第三作 映画 没 没作品 現実対虚構 自分の生きている世界は何なのか 謎 首藤剛志 特報 『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』 『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』 に続くアニメ版ポケットモンスターの劇場版第三作目がついに公開決定!! シリーズ構成を担当する首藤剛志氏が脚本を執筆! ある日、ティラノサウルスの化石が発見される。 しかし、そのティラノサウルスの化石が突如と動きだす!! そして化石は全てをなぎ倒すかのように直進を続けてしまったのだった!! ティラノサウルスは、人もポケモンも関係なく滅茶苦茶にし踏みつぶしていく! サトシとピカチュウは暴走するティラノサウルスを止めることができるのだろうか!? △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 概要 『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』の前に構想されていた『幻の第三作』と呼ばれている作品がある。 『ミュウツーの逆襲』『ルギア爆誕』に続く第三作目の劇場版の内容として当時のシリーズ構成だった首藤剛志が用意していた没プロット。 『アニメスタイル』のウェブサイトのコラムにてその存在が明らかにされた。 この明らかにされた没プロットはアニポケファンの間で大きい反響を呼んだ。 未だに首藤氏の関わった初期のアニポケを語る際には、『アニメ ポケットモンスター最終回の没プロット』と並んで話題のネタとなる。 ストーリー このプロットには、普段はポケモンの世界では曖昧な扱いになっている『本来の動物』『進化論』などといった存在が登場している。 これは、首藤氏が執筆したアニメの小説版『ポケットモンスター The Animation』で明かされた世界観を元に書かれているからなのだろう。 ポケモンと人間しか動物のいない、いわば「ポケモン」ゲームが構築した架空の世界。 その世界で、実在した中生代の恐竜ティラノサウルスの化石が発見される。 この発見にポケモン世界の生物学会は大騒ぎになる。そして、重要なことに気がつく。 ダーウィンの進化論はある。動物と人間の進化の過程を説明している。 しかし、実際のポケモン世界に動物は人間とポケモンしかいない。いわゆる他の動物はいない。 古い記録を調べれば、この世界(アニポケの世界)に本物の動物がいた。 だが今はいない。記録には残っているが、人間の記憶にないのだ。 ポケモンが、この世に発生した時期が定かでない。 だが、ポケモンには進化論は通用しない。 なのに新発見のポケモンはどんどん増えていく。 過去に多くの学者が、ポケモンについて研究している。 しかしある時期になるとぴたりと研究を止め、田舎にひきこもり、それ以上の研究発表をしなくなる。 オーキド博士もその例に漏れない学者である。 どうなっているのだ? 記録には残っている動物(写真もあるし、ポケモン図鑑に「インドぞう」「恐竜時代」といった記述もある)が、人間たちの記憶から消えている。 だが誰もそのことに疑問すら持っていない。 何かこの世界の存在自体に、大きな秘密があるのではないか? 人間たちはティラノサウルスの化石の発見に、自分たちの生きている世界がなんなのかに疑問を抱き始める。 しかし、そんな余裕は無かった。 ティラノサウルスの化石の目の部分に青い光がともる。 そして、動きだす。一直線にどこかを目指し進んでいく。 その進路にある、人間の世界もポケモンの野生世界もおかまいなしだ。 川も海も一直線に越えていく。ともかく一直線だ。 邪魔になるものは、すべて、踏み倒していく。 ティラノサウルスを止めなければ、ポケモンと人間たちだけの世界の謎を解くこともできない。 その進路には、主人公サトシのマサラタウンもある。色々なポケモンの生活圏もある。 オーキド博士は、研究所をめちゃめちゃに踏みつぶされても 「いつかこんな時が来ると思っていた。なぜ、こうなるのか分からんけれど……」 としか言わない。実は、オーキド博士にも分かってはいないのである。 「いつかこんな時が来ると思っていた」以外には……。 ともかく、一直線に進むティラノサウルスの化石を止めなければ……。 ポケモンも人間も、本能的にティラノサウルスの化石を止めようとする。 ティラノサウルスの化石を止めなければ、自分たちのポケモンのいる世界の存在が危うくなる気がするからだ。 なぜ、危うくなるのかその理由は分からないが、本能的にそう感じるのだ。 ティラノサウルスの化石の進む進路には、様々な人間のドラマやポケモンのドラマがある。 ティラノサウルスの進行を追いかけて止めようとするサトシら主人公たち。もちろんロケット団トリオも同じだ。 ティラノサウルスの進行方向には、ロケット団の秘密基地もある。ロケット団本隊も化石の進行阻止に必死になる。 いつもの敵も味方もありはしない。 ともかく、ティラノサウルスの化石を止めようと懸命になる。 かろうじて冷静なのは、「自己存在」テーマのミュウツーぐらいである。 そして、ティラノサウルスの化石が止まり、動かなくなったその場所は……。 ラストシーンにて「いったいあれはなんだったんだろう?」「そして我々の世界はどんな世界なのだろう?」といったシーンが入る。 そのシーンの後にエンドマークが出て映画終了。 …といった構想を考えていたようである。 また、アニポケとは思い難い単語が見当たるプロットのように見える。 だが首藤氏が言うには、実際のプロットはもっと簡潔な物らしい。 生物学会が大騒ぎするシーンや、ダーウィンの進化論云々は、大幅に削ってあるとのこと。 没になった経緯 首藤氏自身は、プロット提出前に反対意見はあらかじめ予想していた。 首藤氏が予想した反対意見は「ポケモンの世界観が壊れる」といった話をされることだった。 だが首藤氏は「『ポケモン』の世界観に現実味を加え強固にすることになるかもしれない」としながらも「だからといって世界観は破壊しない」という考えだったようである。 そういった反対意見を覚悟・想定の上でプロットを提出したのだった。 しかし、首藤氏には予想出来なかった理由で、当時のプロデューサーだった久保雅一氏から却下をされる。 却下理由は「ポケモンの世界観を壊す」でも「テーマが難解すぎる」でもなかった。 それは「無機質なものに、意識が宿り動きだすというストーリーはヒットしない」という理由だった。 久保氏が以前プロデュースした『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!』がヒットしなかった。 その映画の内容は大まかにいうと「意識を持ったミニ四駆が暴走する」という内容だった。 久保氏は、その映画が不振に終わった経験から、そういったストーリーを嫌ったようである。 また、第2作が第1作ほどヒットしなかったことを良しとせず、第3作の興行収入目標を第1作以上としていた。 つまり、第1作以上のクオリティの高いストーリー、『ヒットするシナリオ』を求めていた。 ティラノサウルスの摩訶不思議な話で第1作以上の作品になるかどうかは未知で、ティラノサウルスの化石復活と言うストーリーはポケモン映画でなくても書ける脚本である。 上記のようにストーリーへの反対意見に対する反論は色々用意していた首藤氏だが、「この作品は大ヒットできるの?」なんてことは微塵も考えておらず、面食らってしまい、そもそも自分のやりたいように好き勝手書いた『ミュウツー』の大ヒット自体が想定外だった首藤氏にとってまともな反論意見・ヒットさせるための考えは持ち合わせていなかった。 なので、首藤氏はあまり反論せず、最終的にプロットは却下された。 自身の想定とは別の理由で不採用となってしまった首藤氏であったが、『ヒット云々』への反論意見自体出せなかったこともあり、特に抗議などはせずに諦めて別の話を考えることにする。 とはいえ、抗議はしなかったものの却下理由にすんなり納得とはいかなかったらしく、首藤氏は却下後に酒を飲んでヤケになっていた模様。 反対されることも想定はしていたとはいえ半年かけて練り上げたものであり、多少ヤケになるのも無理のない話である。 結果的に、没プロットのテーマを発展させようとなんとか『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』脚本を考えるも途中で心身の調子を崩して仕事ができなくなり、脚本の後半を園田英樹に任せた。 ちなみに、アニポケ総監督で、首藤氏と付き合いが長い湯山邦彦氏は久保氏と逆に、無機物に意識が宿ると言うストーリーを気に入っていたらしい。 ティラノサウルスの止まった場所 この没プロットにおいて、ティラノサウルスの止まった場所は明かされていない。 ウェブコラムにて没プロットの存在を明かした首藤氏であったが、この点は明らかにしなかったのである。 「『動物とはなにか?』『人間とは何か?』、その違いと共通点を考えればさほど難しくない」と氏は語ったが難しすぎるんですがそれは…。 首藤氏はくも膜下出血のため2010年10月に死亡した、本人から直接聞くことはできなくなってしまった。 遺品整理や関係者の談話、あるいは資料整理などで後々明らかになる可能性も残されてはいるものの、この点は個々人の性格や様々な事情が絡むため何とも言えない。 可能性は0ではないもののあまり期待しないでおくのが無難だろう。 アニポケファンの間では様々な考察がされている。 『最初にティラノサウルスが発掘された地点』『卵』『世界の果て』などといった予想があるが、どれも今一つ決定力に欠けている。 現在でも議論されており、謎が尽きない話となっている。 追記・修正はティラノサウルスの止まった場所を考えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-03-20 09 53 32) 今やればかなりヒットする気がする... -- 名無しさん (2016-08-01 18 06 12) ポケモン自信が元いた動物の進化だと考えるならティラノサウルスはガチゴラス?まさかね〜。 -- 名無しさん (2016-08-05 02 16 12) プテラとか初期にもいたし、そういった恐竜系ポケモンの墓場とかじゃないかな、向かった場所って。そこで自分も安らかに眠りたいとか -- 名無しさん (2016-08-30 23 02 42) XY Zに巨石が姿を変えて動き出すとあるけどまさか…? -- 名無しさん (2016-09-08 22 36 20) タイトルがポケモンなのにティラノサウルスが活躍されてもね…とは思う -- 名無しさん (2017-01-20 04 06 03) 既存動物がポケモンに変わってるって設定もうないのか?オーキドの知らないポケモンがいてもこれで説明つくし。割と黒い設定だけど -- 名無しさん (2017-01-20 05 31 54) このプロット見たとき、「メダロットみたいに外宇宙からの侵略生物兵器じゃね?(人間の記憶に無いのは、昔滅ぼされかけた恐怖で思い出したくないだけ)」と思ったな。 -- 名無しさん (2017-01-20 06 39 02) シン・ゴジラの予告を見たときになぜかこのプロットを思い出した。 -- 名無しさん (2017-06-20 23 18 34) 正直もうこれだけポケモンの世界が広いマり過ぎてる現代だと絶対に今じゃ復活する事は無いだろうな、とは思う -- 名無しさん (2017-06-20 23 53 46) インド象の化石はないんですかね -- 名無しさん (2017-06-21 01 15 26) 初代の一部絵本にはポケモン以外の動物の存在が確認されたという。現代ではUBがその役を担う可能性はありそう。 -- 名無しさん (2017-06-21 01 31 38) 再来年の映画はこれに決定か -- 名無しさん (2017-12-12 01 10 09) 個人的にはめっちゃ観たい -- 名無しさん (2018-02-16 23 29 15) 面白い話だよな。クリエイター的な目線の反論くると思ってたら、商業的な反論がかえってきて撃沈ってとこが特に。結局は商売なんだし当たり前っちゃ当たり前な話なんだけども。 -- 名無しさん (2018-05-26 09 38 22) アニポケの第一期で、化石ポケモンの資料館かどこかで「ポケモンとは別の進化を辿った生物もいる」って言われてた記憶がある。ケンジが同行してた時期で、カブトプスが魚を襲ってるモデルが映っていたような。 -- 名無しさん (2018-05-26 09 51 01) 今の新時系列の映画シリーズの3作目これやろうよ -- 名無しさん (2018-08-17 22 13 27) ↑色んな意味で無理になったと思う -- 名無しさん (2018-08-17 22 52 43) 正直やって面白いものになるとも思わんな…特に首藤氏がいた頃とはポケモン自体のケが全然違うし -- 名無しさん (2018-08-30 15 20 20) 小説で読みたいな…派手さはあまりないだろうから映画には向いてないと思うけど、この設定を無くすのはあまりに惜しい -- 名無しさん (2018-09-01 17 37 43) そういえば、『どうして、「いつかこんな日が来る」と思っていたのか』も謎だよね。人類の過去の記憶みたいなものが封印されていて、その封印からもれたわずかな部分がそう思わせていたのか、それとも全く別の理由か…… -- 名無しさん (2018-09-01 18 41 20) 「学会で禁断とされているポケモンそのものに関する深い研究を続けている異端の科学者」とか出てきそうだな。 -- 名無しさん (2019-11-17 22 16 08) 件のミニ四駆の映画、実際出来どうだった?見てないからあれだけど、売れなかった理由は別にあるのでは…? -- 名無しさん (2019-11-24 00 05 23) ↑続き 実際デジモンフロンティアも、人間が変身してたからだめだだったとか言われやすいが、実際は構成並びに世界観設定の不備、雑さによる部分がでかい -- 名無しさん (2019-11-24 00 07 48) ↑他所を悪く言うのは迷惑だし評価云々言い出すのはここでは関係ないこと。ここで話すことではないよ -- 名無しさん (2019-11-24 00 10 57) ティラノが止まった場所って、SSSS.GRIDMANのラストみたく『現実の世界』だったんじゃないのかな。動物も人間も要は現実世界に生きているもので、ポケモンとポケモン世界の人間はゲームやアニメ、映画、漫画、小説の中にしかいないものだから。 -- 名無しさん (2020-01-03 13 33 15) 外伝みたいな形で、文庫小説にしてもよかったと思うんだけど……首藤氏、却下されたことで、このプロットについての創作意欲がバキバキに折られてしまったんだろうか?(´・ω・`) -- 名無しさん (2020-06-29 12 10 09) かなりベタな線だと「海」も候補だと思う -- 名無しさん (2020-06-29 15 18 05) まぁ売れる気はしないわな、ガンブラスターの映画の頃って第二次ミニ四駆ブームのピークだった頃だろ、それなのにコケたってよっぽどだよ -- 名無しさん (2020-10-19 20 26 00) ポケモンは空想上の生き物で、動物は現実の生き物。大人の世界では前者が消えて、後者が増えていくのが正常な流れ。それが逆転しているのが子供のためのポケモンの世界。首藤氏の中では、動物というのはいわば空想のない現実世界を示していると思う。 -- 名無しさん (2020-10-22 19 48 31) (続き)けれども、動物(しかも明らかに今という時間にいるべきではない恐竜!)が蘇って駆け回り始めた。これは空想の世界からすれば危機であり、同時にいつかそうなる(子供はみな大人になる)と予期できたこと。だからこそプロットのような感情が起こったのだと思う。自分としては、最後の場所は子供が大人へと変わる『学校』(タマムシ大学?)ではないかと想像した。その境界線を動物が侵犯することで、子供のままの世界が揺れたのかと。 -- 名無しさん (2020-10-22 19 55 50) ずっとおもってるけど -- 名無しさん (2021-03-13 00 56 09) 「人間とは」「動物とは」って点からすると、全然考察では出てこないけど「動物園」ってのも有力なんじゃないかと思う。ポケモン世界にはない、現実を見る、動物に関連するのにはこれ以上ない場所だと思うんだけどなぁ…… -- 名無しさん (2021-03-13 01 00 03) ミニ四駆の映画、正体不明のマシンをずっと追い掛けるだけで何やってるか訳わからんかったもんなーw -- 名無しさん (2021-06-25 03 34 08) ミニ四駆の映画が作られなかったら、もしくは失敗とまではいかなかったら、制作されたのかな?仮に制作されたとしたら今のポケモンがあるかは分からないけど、この設定そのものを無くしちゃったのはなんだか名残惜しい気がするなあ。 -- 名無しさん (2021-07-24 16 19 03) 御世辞にも万人受けするとは言えないし、やってたらポケモン終わってたんじゃねーかな -- 名無しさん (2021-07-24 17 01 29) オーキド博士の150匹とか偶にネタにされるけど、一応構想上ではそれなりに理由づけはあったんだな -- 名無しさん (2021-11-09 07 11 33) 違反コメントを削除 報告にあった違反コメントを削除。 -- 名無しさん (2022-01-25 22 19 15) あのミニ四駆のその映画の脚本・監督はようこそようこで首藤と組んでたアツミ監督だし、そこらへんでも思うところは合ったんだろう -- 名無しさん (2022-04-09 02 34 05) え、プロデューサーの反対理由そこ…!? -- 名無しさん (2022-05-23 21 28 15) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-08-16 09 51 18) メインターゲットの小学生くらいがいきなりこんな説教臭い映像見せられたら溜まったもんじゃねえや -- 名無しさん (2023-03-27 23 52 07) 大友向けの深夜枠かOVAならアリだったかもね。 -- 名無しさん (2023-03-27 23 56 27) 仮に世に出たとしてもテーマが難解すぎてウケなかったと思う -- 名無しさん (2023-03-28 12 14 41) 「無機物が動く」じゃなく、スタンドバイミー方式で「みたこともない化石が見つかったというので見に行く子供達の冒険」とかじゃダメかな? -- 名無しさん (2023-04-10 23 56 14) 未知の化石ポケモンを主役にしたほうがポケモンっぽいっもんね。まぁそれはアニメ本編でやってる気がするけど -- 名無しさん (2023-04-11 00 06 56) ポケモンならティラノサウルス普通に倒せそう -- 名無しさん (2023-04-11 01 13 40) 個人的にはいつかポケモン映画の現実対虚構も見てみたいな。ある日、突然に現実世界でポケモンが発見されたとか、そういうのも見てみたい。というかラジオドラマの新種のポケモンが次々と発見されていく様子が凄くリアルでね。凶悪ポケモンのギャラドスに遭遇して途中で途切れるレポーターのセリフとか。あれも首藤さんによるものだから、生きていたらすごい実写版のポケモン映画とか作ってたんじゃないかな。サトシとは別の主人公であの流れを使って映画を作ってみるのも一興だったかもしれん -- 名無しさん (2023-05-10 22 40 09) マサラからロケット団秘密基地(=トキワ)に進行してるから終着点は岩ジムであり、ポケモンバトルの象徴であるジムの一番最初に訪れることになるニビジムかな?と考えたが、現実世界とかタマムシ大学とかの説見て自分の考えが浅いことに気づかされる。 -- 名無しさん (2023-06-29 08 49 38) ↑別の説としてシオンのポケモンタワーとも思えた。既存の生物が消滅=死んでいるとするとここがポケモン世界と現実世界との境界なのかなとも考えたり。 -- 名無しさん (2023-06-29 08 53 36) ティラノサウルスの化石復活と言うストーリーはポケモン映画でなくても書ける脚本である。という一文がもう全てじゃないか? -- 名無しさん (2023-06-29 09 22 50) ↑確かにそれだったら化石ポケモンが復活して大暴れのほうがポケモン映画向けだろうし… -- 名無しさん (2023-06-29 10 08 08) 80年代にやればビューティフル・ドリーマー(絶賛)、2020年代にやればユアストーリー(フルボッコ)、そしてその中間の2000年にやれば本作(ボツ)。対比が興味深い気がする -- 名無しさん (2023-06-29 10 19 53) 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-07-18 22 22 04) 動物がいない世界の謎みたいなのが大人向け、化石が暴れるのが子供向けなのはいいんだけど、暴れられると話の深掘りしにくいし消化不良で終わりそう -- 名無しさん (2023-09-28 10 09 59) 考えたらわかった -- 名無しさん (2023-09-30 06 32 53) 名前 コメント
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「逃げたんじゃないの?」 「まあ、ここまで来たらね。いいじゃないの、別に」 「それよりも、梓ちゃん。どうするの?警察官とか、たくさんいるよ」 「そうですね、これではうかつには……」 「あずにゃん、あずにゃん」 「どうしたんですか?」 「上を見て、上」 「上?」 私達が物陰から、上を見ると、炎を纏った鳥がいました。 「あれは何、純ちゃん」 ういは純に問いかけます。 「あ、あれは、えーと……」 「ふふん。2人とも分からないんだね、私が教えてあげよう」 ゆい先輩が得意げに言います。さすがはゆい先輩です。 「あれはね、……火の鳥だよ!!昔の巨匠の漫画家さんが書いたあの鳥だよ」 「へえー、そうなんだ。やっぱり、お姉ちゃんはすごいね」 「さすがはういのお姉さんね」 「えへへ~、それほどでも~」 「いやいやいや、違いますから」 「えー。じゃあ、あれは何なのさ」 ゆい先輩は気持ちよく褒められていたためか、私が否定するとちょっと、ムッとしたような、顔をしました。 「あれはカントー地方に伝わる、伝説のポケモンの1匹、ファイヤーです」 「へー、そうなんだ」 「さすがは、梓。物知りね」 「うー。でも、物知りなあずにゃんも可愛い~」 ギュッと抱きついてくるゆい先輩。そして、頭をナデナデし始めます。 「や、やめてくださいよ~」 「いいではないか、いいではないか~」 「(お姉ちゃんは本当に梓ちゃんのこと好きなんだな~)」 「ジー」 「どうしたの、純ちゃん」 「いや、なんかさ、ういって、シスコンみたいじゃん」 「本人前にしてすごいこと言うね」 「だからさ」 純の回想 うい「よくも、お姉ちゃんを。梓ちゃんはじっくり苦しんで死んでもらいます」 梓「や、やめてよ、うい」 うい「フフフ、お姉ちゃんに群がるゴキブリは死んでもらいます」 おもむろに、火をつける。 梓「あ、熱いよ、うい。し、死んじゃうよ」 うい「それでいいんだよ。ハハハハハ」 「みたいな感じに、嫉妬するというか、ヤンデレみたいになるんじゃないかと」 「な~にそれ。私がそんなこと思うはずないでしょ。私はお姉ちゃん達が幸せになれればいいんだよ」 ういは少し怒り気味に言う。 「ごめん、ごめん」 「だいたいね、純ちゃん。もし、お姉ちゃんと梓ちゃんがくっついたとしよう」 「うん」 「そしたら、私には、お姉ちゃんがもう1人できるのです」 「そうだね」 「そのうえ、いつもとは違う、表情のお姉ちゃんや幸せそうなお姉ちゃんも見ることができるのです。そして、もう1人のお姉ちゃんの梓ちゃんにも甘えることができるのです」 「そういう、可能性もあるかもしれないわね」 「そうなれば、3人とも幸せになれるのです」 「あれ、ういのトレーナーの私は?」 「……それよりも、上のファイヤーの様子を見よう」 「おーい、ういさん。私は?」 「話は終わりましたか?」 「うん」 「ねー、私は?」 「しつこいよ、純ちゃん」 「何を話してたの?」 「内緒だよ、梓ちゃん」 「そんなことよりも、ファイヤーだよ、あずにゃん」 「そうですね」 ファイヤーは警察官の集団の方に向かっていきます。 「(ねえ、うい)」 「(な~に、お姉ちゃん)」 「(あずにゃんにひどいことしたら、ういでも許さないよ)」 「(さっきの話を聞いてたの?だったら、私こそ怒るよ)」 「(ごめん、ごめん。ただ、違う世界のういならやりかねないかなーって)」 「(??? そんなことより、ファイヤーの様子を)」 「(そうだね)」 『ファイヤーがこっちに向かってくるぞ』 『どうしますか、部長』 『うむ。ファイヤーは伝説のポケモンであって、まだあまりデータはない。素早く、攻撃をしろ!』 『はい!』 警察官達は拳銃などをファイヤーに向けます。ま、まさか、あれを撃つ気じゃ。 「撃てー」 隊長らしき人の指示で、ファイヤーにバズカーなどが発射されます。しかし、ファイヤーは美しく、羽ばたき、その攻撃をかわし、口にいっぱい、炎を溜めて、警察官や自衛官達にかえんほうしゃ攻撃を仕掛けてきます。 「て、撤退だー」 自衛官の人達は慌てふためいて、逃げる。それもそうだろう。かえんほうしゃ攻撃には違いないが、きっと、普通のほのおタイプのモンスターを集めても、20匹くらいのかえんほうしゃの威力だったんだから。 「ね、ねえ、梓。本当にいくの?」 「……怖いけど、行くしかないよね」 「ほ、本気?」 「本気だよ。あんなポケモンを倒せるとしたら、ゆい先輩くらいだよ」 「え!?むむむむむむむ無理だよ、さすがに」 「大丈夫です、ゆい先輩なら!!普段はちゃらんぽらんでも、やる時はやるって、信じてますから」 「今日ほど、信頼の2文字が重いと感じたことはないよ!」 「さて、場も和んだところで、この混乱に乗じて、シオンタウンに潜入しましょう」 「随分、場慣れしてるわね」 「それほどでもないよ」 「……うう、なんか、私って、ほのぼのとしてる漫画とかの主人公とかだったりする気がするのに、こんなのあわないよ」 「なにを言ってるの、お姉ちゃん?」 「ゆい先輩のことはほっといて、行きますよ」 私はゆい先輩を抱きかかえ、シオンタウンへと向かいました。 シオンタウン 上空を見ると、ファイヤーはいません。どうやら、ファイヤーは警官隊に攻撃して、引っ込められたのでしょう。 「さて、ここまで来たのはいいですけど、どうしましょうか」 上空にファイヤーはいないと言いましたが、地上にはロケット団がたくさんうろうろしています。 「まずは、その友達のところに行くんじゃないの?」 「それはそうですけど、この数のロケット団に見つからないように行くのは……」 「それは厳しいね」 「まあ、とりあえずは、裏通りを通っていくしかないですね」 私達は人気の少ない道へと、歩を進めました。 「おい、怪しい奴だー、捕まえろー」 「な、なんで、私達、追いかけられてるのー」 「ゆい先輩のせいですよー」 回想 「ここは危ないですね。私の合図で、走って、あの路地に隠れましょう」 「うん、分かった」 「……今です」 「よし」 ツル、バタン 「だ、大丈夫ですか、ゆい先輩」 「……う、うん、大丈夫」 「あ、あそこに誰かいるぞ。捕まえろー」 「というか、梓がゆい先輩をおんぶしてればよかったんじゃない?」 「たしかにそうかもしれないけど、今はそれを言ってる場合じゃないよ!」 「そうよね」 純とともに、後ろを振り返る。だいたい、10人くらいだろうか。でも、これ以上、追われると人数がさらに増えるかもしれません。 トゥールルルル 「あ、あずにゃんの電話だ。もしもし~」 私の背中にいるゆい先輩は私のバックから、携帯を素早く取り出し、電話に出る。 「のんきに電話なんかしてる場合じゃありませんよ」 「……分かりました。あずにゃん」 「何ですか?」 「次の路地に飛び込んであの建物に入って」 「どうしてですか?」 「いいから」 「……分かりました。純」 「うん」 私達はゆい先輩の指示通りに、路地に飛び込み、建物の中に入りました。 「くそ、どこ行った」 「この路地に入ったはずだが」 「とりあえず、奥に行くぞ」 「おお」 ロケット団員の足音がなくなりました。 「ふ~、どうやら、助かったみたいね」 「ところで、お姉ちゃん。誰から、電話だったの?」 「フジさんからだよ。この建物に逃げてるはずだよ」 「おお、梓君」 奥から、前にシオンタウンであった老人、フジさんが出てきました。 「フジさん、無事だったんですね。モブ太君は?」 「うむ、無事じゃ。今、この建物の地下に隠れているのじゃ。梓君とゆい君も無事で何折じゃ。ところで、そちらの2人は……?」 「あ、私は鈴木純です」 「私はういです。えーと、私は、一応ポケモンで……」 「私の妹だよ~」 「なるほど、なるほど。純君達もありがとう。では地下に……」 私達はフジさんの案内で地下に来ました。地下には、何匹かのポケモンとモブ太君がいました。 「あずさお姉ちゃん、ゆいお姉ちゃん、お久しぶり。……えーと、そっちの人達は?」 「あ、私は鈴木純です」 「私はういです。えーと、私は、一応ポケモンで……」 「私の妹だよ~」 「僕はモブ太です、よろしくお願いします」 「随分、丁寧な子ね」 「ところで、フジさん達はどうして、ここに?」 「なんとか、逃げてきての。捕まると、ポケモンタワーに集められるようじゃ」 「どうしてですか?」 「人質のようじゃな。ちょうど、携帯でも見れるぞ」 私達は1階に行って、ニュースを見ると、たしかに、ニュースで、そんなことを言ってました。 「ど、どうして、こんなひどいことを……」 「さっきのニュースではロケット団は伝説のポケモンを手に入れてるようじゃな」 「え、ええ。さっき、ファイヤーがいましたから。そんなことより、フジさん達も脱出しないと……」 「あずにゃん、外から、何か聞こえるよ」 ゆい先輩が私の言葉をさえぎり、そう言いました。私は外の声に耳を傾けます。 『中野梓とそのポケモンゆい。この町のどこかに隠れてるのは知ってるんだ。人質を開放してほしければ、ポケモンタワーまで来いよ。今なら、おまけで、外のロケット団には見逃させてやる。おつきみやまとサントアンヌ号での決着をつけようぜ』 という、声が聞こえました。 「……あんた、モテモテね」 「……まったく、嬉しくないけどね」 「あずにゃんや」 「何ですか?」 「これは行くしかないね」 「できれば、遠慮したいですけどね」 「純ちゃん、私達も」 「仕方ないわね。これも乗りかかった船よ」 「お姉ちゃん達、頑張って!!」 「……梓君はいい仲間を持ったのう。よし、これを使うのじゃ」 「なんですか、これ?」 「この建物にあった、パソコンじゃ。ここで、メンバーを調整するがいい」 「随分、ご都合主義ですね」 「まあ、細かいことはなしじゃ」 「あ、でも、フジさん達も危ないですよね」 「そうね」 「私達なら心配ない」 「でも、心配ですので、なにか、ポケモンを……」 私は、ヘルガーとポリゴン2とガルーラを出します。 「皆、私が無事に帰ってくるまで、護衛よろしくね」 私は皆に言うと、任せろといわんばかりに、頷いてくれました。そして、モンスターボールに戻し、モブ太君に渡します。 「これをモブ太君に預けておくね。ロケット団が攻めてきた時に使ってね」 「うん、ありがとう、梓お姉ちゃん」 「……」 「どうしたの、純」 「いや、なんで、いちいち、ポケモンに挨拶するのかなーって」 「だって、仲間であり友達じゃない。一応、言っとくべきでしょ?」 「それはそうだけどね。ポケモンを友達かー」 「純だって、ういとはポケモンというより、友達みたいなものでしょ?」 「それはそうだけど、他のポケモンにはねー」 「なんか、歯切れが悪いね。何が言いたいの?」 「いや、純粋にすごいなーって」 「なにそれ?」 「でもでも、私とあずにゃんは仲間とか友達じゃなくて、恋人同士なんだよ~」 と、ギュッとゆい先輩が抱きついてきます。 「恋人!?あんた、そこまで……」 「こ、恋人同士じゃなくて、恋人(仮)です!」 「似たようなものじゃない」 「たしかに、似てるけど……はっ!?」 「どうしたの、梓ちゃん。私の方を見て」 「だ、だって、この後……」 梓の回想 うい「よくも、私のお姉ちゃんを……!?」 梓「ごめんなさい、ごめんなさい」 うい「謝ったって、許さないよ」 グサ、ザクザク うい「……中にだれもいませんよ」 「みたいな、展開だけは勘弁してね」 「……なんで、純ちゃんだけでなく、梓ちゃんにもそんなイメージが」 「え、純と同じ思考?それは嫌だなー」 「どういう意味よ」 「あずにゃん、ちゃんと謝らなくちゃ駄目だよ」 「分かってますよ。ごめんね、うい」 「ううん、別にいいよ。そのかわり、一つ聞かせて」 「何?」 「……梓ちゃんは本当にお姉ちゃんが好きなんだよね?」 「そ、それは、えーと」 「正直に言ってね」 ニコッと言う、うい。笑顔がこんなにも怖いと思ったのは久しぶりだ。 「……す、好きだよ。というか、本人の前で聞くの、それ?」 「さっきの仕返しだよ」 「あ~ずにゃ~ん。私も好きだよ~」 スリスリと頬をこすりつけてきます。 「しかし、茨の道ね。同姓の上に、片方は幼稚園児みたいな容姿だし、おまけに人間とポケモン。困難なことばかりよ」 「でも、大丈夫だよ、きっと」 「……そうね」 「そ、そんなことより、ポケモンタワーに行きましょう」 まだ、じゃれついてくるゆい先輩をどかしながら言います。 「頑張るんじゃよ、4人とも」 「梓お姉ちゃん。僕、この3匹と一緒におじいちゃんを守るね」 「よろしくね。……じゃあ、皆、頑張りましょー」 「「「おー」」」 45
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登録日:2018/03/03 (土) 15 56 00 更新日:2024/01/31 Wed 07 44 15 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 2017年 3DS 8割くらいは見たことがあるアローラ SM USM USUM アローラ地方 ウルトラサン・ウルトラムーン ゲーム ゲームフリーク ニンテンドー3DS ネクロズマ ハワイ パラレルワールド ポケットモンスター ポケットモンスターシリーズ ポケモン マイナーチェンジ モンスター育成ゲーム レインボーロケット団 任天堂 伝説のポケモン 全ポケモンが出る 第七世代 色違い 評価見直し対象 集大成 もはやここは キミの知っている アローラではない。 『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』(Pokémon Ultra Sun/ Ultra Moon)とは、『ポケットモンスター』シリーズの一つ、『サン・ムーン』のマイナーチェンジ版。 2017年11月17日に発売し、ニンテンドー3DSに対応している。 パッケージを飾るのはフォルムチェンジしたネクロズマ。 他のマイナーチェンジ版と同様、オリジナルとは様々な部分で異なるパラレルワールドという設定。 プレイヤーからの略称は「USUM」だったり「USM」だったりと安定しない傾向にある。 以下に本作からの新要素について紹介する(ネタバレ注意)。 ●目次 ●目次 ◆新要素●シナリオ面の追加・変更・主人公のデザイン変更 ・主要人物の行動の変化 ・新規シナリオの追加 ●登場するポケモン・新ポケモン ・新Zワザ ・色違いの一部解禁 ・ウルトラスペースゼロ ・ぬしポケモンの入手 ●新システム等・教え技 ・マンタインサーフ ・アローラフォトクラブ ・BGMのアレンジ ・タマゴ技等の追加 ・余談 ◆新要素 ●シナリオ面の追加・変更 ・主人公のデザイン変更 歴代のマイナーチェンジと同じく主人公のコスチュームが変更。 着せ替え機能が付いてから初めてのマイチェンということもあってか今回は初期髪型も違う。 もちろん着せ替えでSMの初期容姿を再現することも可能。 ・主要人物の行動の変化 リーリエやルザミーネをはじめ、登場人物の行動や役割が様々な部分でSMと異なる。 試練やリーグの顔ぶれが変化したり、意外なキャラが新たな事件の発端になったりもする。 割と序盤から大きく展開が異なるため、油断していると思わぬ不意打ちを食らうことも。 ディレクターの岩尾氏と杉中氏曰く、SMと本質的な部分は変わっておらず、ウルトラ調査隊との出会い等取り巻く状況の違いが変化を生んだとしている。 細かな相違点についてはサン・ムーンの項目も参照。 ・新規シナリオの追加 パッケージを飾ったネクロズマがクローズアップされている。 さらに次元を超えて結集した悪の組織、レインボーロケット団が出現。 歴代のボス達が伝説のポケモンをも従えて主人公の前に立ちはだかる。 ウルトラホールを超えた先にある異世界の一つウルトラメガロポリスではウルトラ調査隊という組織も登場。 新たな災いに対処するために主人公と協力関係となる。 ●登場するポケモン ・新ポケモン ネクロズマやルガルガンに新規フォルムが追加。 新たなウルトラビーストであるアーゴヨンやズガドーン、ツンデツンデも登場。 アーゴヨンはUBの中で唯一の進化形で種族値合計も異なる等、特異性が強い。 さらに新たな幻のポケモン、ゼラオラが登場した。 世代が変わる前に純粋な新種が追加されたのは今回が初。 これにより本作では、1本のセーブデータに最大807種を集めることが出来る。これは第8世代移行時点で約9割、第9世代移行時点で約8割の網羅率となる。 ・新Zワザ ジャラランガ・ルガルガン・ミミッキュ・ソルガレオ・ルナアーラ・ネクロズマが専用Zワザを習得。 なお、レジギガスの特殊Zワザの威力が半減するバグはそのまま。 ・色違いの一部解禁 ウルトラビースト達の色違いが全て解禁された。 ただし、土地神達、ほしぐも系、ネクロズマ、そしてジガルデは無理なので注意。 ・ウルトラスペースゼロ ウルトラホールから行ける異次元空間で過去作に登場した伝説のポケモンを捕獲できる。 USではライコウ・ホウオウ・ラティオス・グラードン・ヒードラン・ディアルガ・トルネロス・レシラム・ゼルネアスが、 UMではエンテイ・ルギア・ラティアス・カイオーガ・レジギガス・パルキア・ボルトロス・ゼクロム・イベルタルが入手できる。 スイクン・レックウザ・ギラティナ・ランドロス・キュレムはバージョンを問わないが、同系統の2匹を手持ちに加える必要がある。 フリーザー・サンダー・ファイヤー・ミュウツー・ユクシー・エムリット・アグノム・クレセリア・コバルオン・テラキオン・ビリジオンは両バージョンで無条件で入手可能。 幻のポケモン達は入手できず、デオキシスも入手できないので幻から降格されたわけではないことが分かる。 「もえつきる」を習得したホウオウはここでしか入手できないので貴重。 ただし、ここで手に入るポケモンは全て通常特性なので注意。 また、ここでは伝説以外に普通の野生のポケモンも登場するが、通常よりも色違いで登場する確率が高い。 滝のステージではハスブレロ・ヌオー・マッギョ・フローゼル・ガメノデス、 洞窟のステージではイワパレス・ユキノオー・マグカルゴ・カバルドン・チャーレム、 空のステージではメガヤンマ・チルタリス・スワンナ・シンボラー・オオスバメ、 岩のステージではコノハナ・エレザード・ドラピオン・ブーピッグ・タブンネが登場する。 これらの種族の色違いが欲しい人は粘ってみるのも良い。 伝説・野生共にレベルは60で固定。 またウルトラスペースゼロで進化させることでリージョンフォームではない七世代産ライチュウ・ナッシー・ガラガラを入手できる。 ・ぬしポケモンの入手 各地にある「ヌシール」を集めることでナリヤ・オーキドからぬしポケモンと同じ体格のポケモンを貰える。 なお、サイズの巨大化ではなくフォルムチェンジによってぬしの役目を果たしていたヨワシは貰えるポケモンの中に含まれていない。 20・40・50・70・80・100枚で1匹ずつ貰え、80枚のミミッキュ以外はバージョンで貰えるポケモンが異なる。 それぞれUSではデカグース・アローラガラガラ・ラランテス・クワガノン・アブリボン、 UMではアローララッタ・オニシズクモ・エンニュート・トゲデマル・ジャラランガ。 性格はランダムだが特性は固定(通常特性固定と隠れ特性固定がそれぞれ存在する)で個体値は伝説系と同様3V以上確定だが、色違いは出ない。 タマゴ技が使えない点、体格が大きい分「ヘビーボンバー」に強いが「けたぐり」等に弱い点、対戦では特性がバレる点等に注意。 正直言って全体的にデメリットの方が多いが、オニシズクモとジャラランガに「フリーフォール」が効かなくなるのは利点。 ぬしの体格や特性については各ポケモンの項目を参照。 ●新システム等 ・教え技 待望の教え技が登場し、ジャラランガをはじめ不遇扱いされていた種族も大幅に強化された。 リストに追加された技としては「アクアブレイク」や「じだんだ」、新技の「じごくづき」等。 みずタイプの物理アタッカーやじめん・あくタイプのサブウェポンに恵まれなかったポケモンには嬉しい所。 三猿やシルヴァディには御三家の誓い系の技が追加され、ダブルバトル等での活躍の幅が広がった。 シルヴァディが得たのが「くさのちかい」のみなのは設定ミスという説が有力。 ・マンタインサーフ 通常のポケモンライドと違い島間を移動するときにしか使えないが、その際にミニゲームが遊べる。 マンタインでサーフィンを行い華麗な技を決めることで、バトル施設と同じようにBP(バトルポイントと共通だがこれの場合ビーチポイントと呼称)を溜められる。 バトルが苦手な人にとっては画期的なシステムであり、人によってはバトル施設でよりBPを溜めやすいとも。 また全ての島の記録を塗り替えると「なみのり」を覚えたピカチュウを貰える(通常特性)。 ・アローラフォトクラブ 手持ちのポケモンと一緒に写真を撮ることができ、フレームやスタンプで飾り付けもできる施設。 一緒に撮影したポケモンとはポケリフレで仲良くなれる。 ・BGMのアレンジ 一部のBGMがSMのものをベースにアレンジされている。 しかし本作以降サントラが発売されなくなってしまった。 ・タマゴ技等の追加 一部のポケモンにレベル技やタマゴ技が追加されている。 一例をあげると「であいがしら」を習得したカモネギ。 ・余談 この作品は3DS最後のポケモンの作品であるが、Switchシリーズに移行して以降、一つのゲームソフトにすべてのポケモンが登場しないため、現状当時までに登場したすべてのポケモンが使える最後の作品となっている。 追記・修正はウルトラワープライドで伝説を全種類入手してからお願いします。 Prev ポケットモンスター サン・ムーン NEXT ポケットモンスター Let s Go! ピカチュウ・Let s Go! イーブイ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 前作からのUBの無限入手が一番ありがたかった。旅パにも入れられたし。 -- 名無しさん (2018-03-03 18 29 38) ×リメイク ○マイナーチェンジ -- 名無しさん (2018-03-03 19 39 58) 発売前に君達の知っているアローラとちょっと違うみたいな感じだと良かったと思う。ハードルかなり上げちゃった感じがする。 -- 名無しさん (2018-03-03 20 13 35) ウルトラワープライドが色々とガバガバすぎるからちょっとくらい改善してほしい -- 名無しさん (2018-03-03 20 29 07) 今度こそ合体ルザミーネが自ら攻撃して欲しかったとも思う作品。 -- 名無しさん (2018-03-03 20 47 26) 難易度の高さとサブイベントの数がいい意味でJRPGらしくなったな -- 名無しさん (2018-03-03 22 37 32) BP稼ぎはかなり楽になったな。 バトルツリーのノーマルは相手はLv50固定だがこっちはLv100でゴリ押しできるようになったし。 -- 名無しさん (2018-03-03 22 40 21) 難易度は歴代でも上の方かなぁ -- 名無しさん (2018-03-03 23 41 01) BW2みたいなのを期待していた人も多かったからねぇ、でも面白かった -- 名無しさん (2018-03-04 00 35 50) アーゴヨンツンデツンデのせいで環境は大分変った 威嚇ガオガエンがきたら環境変るから来てほしい 頭がパーンは技の修正しねえと無理 -- 名無しさん (2018-03-04 11 14 04) USUMはモクロー選ぶとハウのアシマリが♀なのと(SMは♂)、御三家をハウのパートナーとして推していて、ハウは御三家を連れ歩いたり何事も御三家を優先したり、前作のアロライの痕跡を消しているのが気になった。ポケスペではUSUMの新しいビジュアルの主人公をサンとムーンとは別人の新主人公二人として出して欲しいな。USUM主人公のデザイン、すごく好きなんだよね、特にコウミ。 -- 名無しさん (2018-03-04 16 33 05) ↑ つっても、全体的な難易度が上がってるからアロライも脅威だぞ。 とくにウラウラ島到達後すぐのバトルは油断してるとアロライで積む可能性が高い。 -- 名無しさん (2018-03-04 17 00 17) サンムーンが手抜きの未完成版みたいになったのが残念 -- 名無しさん (2018-03-04 17 00 42) なぜかなかなか立たなかった項目 -- 名無しさん (2018-03-04 18 01 36) ↑2カヒリが多くの人々に唐突さを覚えられ、飛行Zも入手場所に気付けず、合体ルザミーネも自ら攻撃してこず、無駄な空き地が所々に点在してたり、色々あったもんな。もしXYのマイチェン出てたら、それからSM開発まで間が空いて、結果、それ諸共いい方に仕上がってたか。 -- 名無しさん (2018-03-04 19 10 42) でもルザミーネがウツロイドに洗脳されてないルートなのにポケモン凍結したりがそのままなせいでルザミーネは洗脳無しでも同じことするサイコママになっちゃった感ある。グズマは良かったけどさ。 -- 名無しさん (2018-03-04 23 08 10) ↑本編以前からウツロイドの洗脳ってのが、ファンの深読みでしかないからね -- 名無しさん (2018-03-05 00 19 33) ネタバレを見ずにウルネクに挑んでボッコボコにされたのは俺だけか? -- 名無しさん (2018-03-11 02 54 02) 今作のウルネクとかぬしとかの強敵達は壁として存在すると同時に序盤から選択肢豊富にして解法と言えるものが存在するように意識したとか -- 名無しさん (2018-10-16 17 13 21) 某wikiでなぜか黒歴史判定なのが納得いかない。サンムーンと確かに話は変わったが普通に面白いのに -- 名無しさん (2019-01-30 07 24 55) ↑ あそこ編集してる奴ってネットの情報だけで編集してるエアプばっかだからしゃあない。 -- 名無しさん (2019-01-30 08 23 02) なぜか主人公の家付近にビキニのお姉さんがいたのにびっくりしたわ。 -- 名無しさん (2019-05-09 21 19 25) ↑3安心しろ 俺も面白かったと思っている。ゲームをしっかり楽しんだ自分の感情を大事にするんだ。 -- 名無しさん (2019-09-12 14 59 31) 久しぶりにポケモンやろうとSM買った後もこれ出て二度とやらんわとおもいました。 -- 名無しさん (2019-11-08 04 57 06) ↑話は大分変わってるからサンムーンも持ってて損はないぞ。こっちだとハンサムさんたちの話ないし -- 名無しさん (2019-11-08 08 39 42) なんだかんだ言っても、全ポケモンが使えるって時点で評価が見直されると思う。「俺の私の好きなポケモン」がやっぱりいるんじゃないかな -- 名無しさん (2019-12-29 21 03 37) 今回DLCになったのはこれが叩かれまくったことを反省したのかな -- 名無しさん (2020-01-10 13 21 02) ↑7あそこ良作判定のゲームすら容赦なく貶すからな。「絶対良作なんて思ってねえだろ」って思うぐらい -- 名無しさん (2021-04-16 20 35 07) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2021-09-03 15 26 07) 現状最も多くのポケモンが登場する作品。というか昨今の流れだと今後もUSUMを越えることは無さそう -- 名無しさん (2021-12-07 23 44 36) ゲームカタログはリーリエの手持ちが初心者なのに強すぎだのゲーム上仕方ないことまで貶めてたからなぁ… -- 名無しさん (2023-05-20 15 14 39) 名前 コメント
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「ゆい、これを見てみな」 「? それはな~に?」 「これは、梓の入浴シーンの写真だ」 「なっ!!」 「何だと!そいつをこっちによこすんだ、りっちゃん」 「ゆいが負けてくれたら、あげるぞ」 「そ、それは出来ない相談だよ」 「じゃあ、無理だな」 「う、うわあああああああ」 「はっははははは」 「りっちゃーーーーーーーん」 「リザード。かえんほうしゃで攻撃だ」 「無駄だよ。あずにゃんの効果で……」 「かえんほうしゃは特殊攻撃だぜ」 「!?」 リザードの攻撃で、『私』を攻撃し、破壊します。その影響で、ゆい先輩にもダメージが。 「くそ、私のターン。私は手札抹殺を発動。手札を全て捨て、カードをその枚数分ドロー。つまり、デッキから5枚カードをドローする」 「どうした、いいカードでも引いたか?リザード、サッサとトドメを……」 「覚悟しろよ、このデコ野郎!」 「何だと!」 「私は魔道戦士ゆいちゃんを召喚。攻撃だよ」 戦士のコスチュームをして、剣を持っているゆい先輩がリザードに斬りかかります。 「リザーーーーード」 リザードは斬られるもまだまだ、元気です。 「その程度か。今度は……」 「何勘違いしてるんだ」 「ひょ?」 「まだ、私のバトルフェイズは終了してないよ」 「なにを言ってやがる。もう攻撃は終わってるじゃないか」 「そもそも、バトルフェイズ自体がおかしいんですけど」 「シッ。ここは静かにしてるところだよ」 「速攻魔法発動だよ。『狂戦士の魂(バーサーカーソウル)』」 「狂戦士の魂(バーサーカーソウル)?」 「手札を全て捨て、効果を発動。このカードはデッキから、モンスターカード以外をドローするまで、何枚もドローし、その枚数分追加攻撃が出来る」 「何!」 「あのカードは……」 「また、何か知ってるんですか」 「ああ。あれは伝説のデュエリストが所有する伝説のカード……。こんなところで、目にするとは」 この人は、一体、何者なんでしょうか。 「さあ、行くよ。まず、1枚目、モンスターカード「中学生のあずにゃん」」 「なっ!」 「魔道戦士ゆいちゃん、リザードに攻撃」 戦士のコスチュームをして、剣を持っているゆい先輩がリザードに斬りかかります。 「グハッ」 「2枚目、ドロー。モンスターカード「黒く肌の焼けたあずにゃん」」 「ギャー」 「3枚目、ドロー。モンスターカード「ロングヘアーあずにゃん」」 「アアアア」 「4枚目、ドロー。モンスターカード「寝袋あず……」」 「もうやめるんだ!」 その時、マサキさんがゆい先輩に駆け寄りました。 「離してよ」 「リザードのライフはゼロだ。もうとっくに勝負はついてるんだよ」 「はあ、はあ」 「梓、判定」 「え、私ですか。えーと、リザード、戦闘不能。よって、ゆい先輩の勝ち。ゆい先輩に1ポイント。計、2対1で、ゆい先輩の勝ちです」 「わーい、やったね」 「おめでとう。ニューラは君の物だよ」 マサキさんは私にニューラの入ってるボールを渡します。 「あ、ありがとうございます」 「……」 律先輩のほうを見ると、黙って、こっちに歩いてきます。や、やっぱり、今のふざけた戦いに腹を立ててるんでしょうか。律先輩はゆい先輩のところに歩み寄りました。 「な~に、りっちゃん」 「いい戦いだったな」 と、ゆい先輩に手を差し出します。 「うん。今回は私の勝ちだけど、りっちゃんも強かったよ」 ゆい先輩はその手をがっちりと握ります。ほほえましい光景なんでしょうが、私にはまったくそんな感じがしません。 「最後の戦いはよかったよね。観客がいればスタンディングオペレーションだね」 スタンディングオベーションです。それに観客がいれば、怒るか訳の分からないって感じでポカーンとするだけでしょうね。 「ああ。また、こんな戦いがしたいな」 2度としたくありません。 「すばらしい戦いだったね、2人とも。特に最後の戦いはポケモンリーグでやってたら、歴代のバトルでも、名バトルとして記録に残るだろうね」 記録より記憶に残るでしょうね。珍バトルとして。 「そう思わないかい、中野さん」 「まったく、思いません」 私が正直に答えると、皆が冷たい目で見てきます。 「おいおい、梓。このバトルの良さが分からないと一流にはなれないぞ」 「一生、なれなくていいと思います」 「まったく、人が感動してるのに、少しは空気読みなよ、あずにゃん」 「そんな空気読みたくありません」 「あまり、我侭言ってゆいちゃんを困らせるのはいけないと思うよ」 「困らせるのはゆい先輩達ですし、あなたのキャラがよく分かりません」 「「「やれやれ」」」 「皆であきれないで下さい」 それから、私達は少しお話して、出発することに。 「もう、行くのかい」 「ああ。私はイワヤマトンネルの近くの宿泊施設に行かなきゃいけないから」 「それでは、さようなら」 「ばいば~い」 「頑張ってくれよ。ポケモンリーグを楽しみにしてるよ」 私達はマサキさんと別れ、ハナダシティの近くに戻ってきました。 「さて、私も行くかな」 「もう少し、ゆっくりしてもいいと思うんですけど……」 「梓だって、早くジムに挑戦したいだろ」 「律先輩……」 さすがですね。私に気を使ってくれるなんて。 「じゃあな」 「あ、待って下さい」 「なんだ、梓。私と別れるのが寂しいのか?」 「写真を返してください♪」 「……シャシン?ナンノコトダイ?」 「いいから、返してください♪」 「ダカラ」 「か・え・し・て・く・だ・さ・い」 「………はい」 「まったく。油断も隙もありません」 「ねえねえ、りっちゃん」 「なんだよ」 「あれ、1枚じゃないでしょ。私に1枚頂戴」 「………やだって言ったら?」 「今、あずにゃんに言う」 「分かった。やるから、黙ってろよ」 「もちろん」 「何を話してるんですか」 「なんでもないよ。ね、りっちゃん」 「ああ。ちょっと、別れを惜しんでただけだよ」 「いつの間にそんなに仲良しに……」 「「嫉妬かい、あずにゃん(梓)」」 「同時に同じこと言わないで下さい」 「さて、今度こそ、行くかな」 「それじゃ、また会いましょうね」 「ああ」 「バイバイ、りっちゃん」 「ゆいもまたな」 私達は律先輩と別れ、ポケモンセンターに。 「とりあえず、1度回復させてから、ジムに挑戦しましょう」 「そうだね(澪ちゃんもりっちゃんもそうだったから、きっと、もう1人の子も……。駄目だよ、あずにゃんは私のものだもん。しっかり頑張らないと)」 ゆい先輩はなにか、決意してるようです。きっと、律先輩に会って、なにか刺激があったんでしょうか。これはいい傾向ですね。 「頑張ろうね、あずにゃん」 「はい!」 私達は、ジムに挑戦すべく、ハナダジムに向かいました。 ハナダ編② 「梓争奪戦①・ゆいVS律」終了 ※ 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム デルビル イーブイ ニューラ 澪 ゼニガメ 律 リザード サワムラー ニョロゾ ムギ フシギダネ 純 うい 注 実際の団体とは関係ありません ハナダ編③ 「VSカスミ」 以下投下 トキワシティのある施設にある捕獲班部長の部屋 『さて、皆に集まってもらったのは、明後日、行われる、サントアンヌ号の船上パーティの襲撃とその際に琴吹会長の孫、琴吹紬を誘拐するための詳細を説明するためよ』 山中さわ子は辺りを見回す。この部屋には、マコトと、とり、じめん、みず、かくとうタイプの班長が揃っている。 『どうして、私たちなんですか』 みずタイプの班長は言う。 『あそこのジムはでんきタイプですよね。みずととりじゃ、きついと思いますが』 マコトは溜息をつく。この程度のことも分からないのか、と。 『そうね。でも、戦うのは船の上よ。船は水の上にあるのよ。タイプのうえでは不利でも、十分に有用なのよ』 船の上で戦う以上、海からの奇襲や空からの奇襲というのは、重要になる。地上ではないので、タイプの弱点だけが重要ではないのだ。 『今回の作戦も、マコト、あなたに指揮をとってもらうわ』 『意義ありです』 『どうして?とりタイプの班長さん』 『彼は前回の任務で失敗してます。そんな人を信用できません』 『間違ってはないわね』 『だから、私に指揮を執らせて下さい』 なるほど。この任務を成功させて、出世したいのね。人間とは強欲なものだと山中さわ子は考える。 『あなたはマコトよりも強いの?』 『もちろんです』 自信満々に答える。この自信は良いわね。私だって、強いっていえないのに、とさわ子は考える。まあ、過信じゃなければいいんだけど、ととも。 『じゃあ、1つ聞くけど、この任務でやるべき目標って何だと思う?』 『もちろん、迅速に琴吹紬を誘拐することです』 『……マコトは?』 『1人でも多くの人間を殺して、琴吹紬を誘拐する』 『理由は?』 『琴吹紬を誘拐するだけなら、襲撃する必要がない。それに、孫の誘拐だけなら、取引に応じない可能性もある。だが、1人でも犠牲者が多ければ、考えも変わってくる』 『どんな風に?』 『ただ、誘拐するだけなら、自宅でもかまわない。だが、これは報復という意味もある。なるべくなら、ロケット団に逆らったら、こうなると印象付けたいからな』 『なるほど』 『それだけじゃない。ここまで、残忍な奴だと印象付ければ、こいつらは援助しなければ、人質にも容赦しないだろうとさらに強く思うだろう。そうするとさすがに無視できない』 『だ、だがそれでは、警察も動くだろう』 『それはおれの知ったことじゃないな』 『それは大丈夫よ。すでに手はうってあるわ』 某所 『なるほど。今回の襲撃を見逃せば、援助金のうちの1割をくれると』 警察庁長官は言う。 『ええ』 『しかし、たった1割かね』 『不満ですか?』 『不満はないよ。曽我部君』 『すいませんね。政党への援助金のうちの3割の寄付もありますので』 ロケット団は主要といわれる三つの政党への寄付も行っている。どこが政権ををとっても、組織を壊滅させないためだ。 『分かってるよ。先日にも圧力があったからね』 それでも、長官にお金を渡すのは敵を増やさないためだ。世の中、敵を作ってばかりではだめなのだ。 『それでは』 『ああ』 曽我部恵はその場所を去った。 ―― トキワシティのある施設にある捕獲班部長の部屋 『だとしても、この男が指揮官なのは納得できません』 『それじゃあ、こいつよりもあなたは強いと』 『もちろんです』 『それじゃ、勝負しなさい』 『望むところです』 『本気でいいのか?』 『もちろん』 『ではさっそく、勝負……ぐっ』 突如として、とりタイプの班長さんの首にアーボックの尻尾が巻きつかれる。 『や…め…ろ』 『どうした?俺より強いんだろ?』 『ふ…い…うちは……卑怯』 『卑怯?おかしなことを言うな、お前』 くっくっくっと楽しそうに笑う。さわ子がマコトを強いと思うのはこの残忍性だ。実際の話、正規の戦いをしたら、マコトは弱い。何故なら、トレーナーへ攻撃を行うなどの反則負けになるからだ。というのも、勝つためには全力を注ぐからだ。勝つためには、たとえ、仲間でも容赦しない。さらに、冷静な部分もある。これで、異常な性欲がなければ、十分に出世できただけの実績を上げられるだろう。 『どっちが上か分かったわね。実行日は明後日よ。絶対、成功させてね。それから、始末が大変だから、その辺でやめておきなさいね』 さわ子の冷たい声が室内に響いた。 14
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ポケットモソスター ヤクモ・イナバ お知らせ なんとか交流開始ができるようになるまで来ました。これもみんなのおかげです。(やったねツナch まだまだ空白のページが多いですが、わかる情報までのところで、ログインや日常を書くのは可能です。 4月からの始動となりそうですが、現時点での開始も可能です。 サイトについて ある所に企画充しているツナ缶がおった。 唐突に「PIXIV外にwiki企画立ち上げたら、いろいろな柵から解き放たれるのでは」と、 ツイッターで呟いたところ、それに賛同してくれる心優しい缶や、パパイヤや、ルンバ、ピンヒールなどたくさんおった。 「みんなありがとう、ツナ缶頑張るよ」と、それはもうツナ缶はたいそう喜んだようじゃ。 そうして、感涙しながらなんとか作り始めたのが、この多参加3次創作系wiki、 『ポケットモンスター イズモ・イナバ』という訳じゃ。 皆はこの世界でどんなポケモントレーナーになるのかのう。 自由な自分たちの夢を叶える企画を目指しておるのがツナ缶じゃ。 好きにこの企画で夢を叶えていくのじゃよ…… さて、企画始動です。 簡単な説明ほどここで済ませます。 ここはポケットモンスターシリーズの三次創作企画のwikiです。 具体的には、ポケモントレーナー企画、ポケモン系交流企画、ポケモン獣人企画に倣って、 基本的に自由な世界観で交流していく企画となっております。 しかし、身内企画としての側面があるので、原則、 「主催、参加者の推薦がある人」しか参加できません。 それは治安を守るうえで、ストレスフリーな創作を心掛けている点が強いためです。 もし、参加を希望されていて、どちらとも接点がない場合は、ツナ缶ツイッタ垢 まで連絡ください。その際にちょこちょこ質問するかもしれません。 詳しくは、左枠メニュー欄の「▼ ようこそ、イズモ・イナバの世界へ!」を参考に、 企画の全体の様子を除いていくと分かると思います。 (2014/03/26)